[感想・解説]Xファイル シーズン1 第4話『導管』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回はシーズン1の4つ目のエピソードのレビューですよ~ このエピソードはエイリアン絡みでモルダーの妹サマンサのことが言及されたり、政府の機関も関わってきますがミソロジーには含まれていません。

  • 監督:ダニエル・サックハイム
  • 脚本:アレックス・ガンザ、ハワード・ゴードン
  • 原題:『731』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★☆☆ 
  • グロ度 ★☆☆☆☆ キズとかアザくらいですね
  • 謎度 ★★★★☆ ケビンが謎めいています
  • ホラー度 ★★★★☆ 子供が誘拐されるのは怖い!
  • コミカル度 ★★★★★ シリアスなエピソードです
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登場人物

  • フォックス・モルダー捜査官(デビッド・ドゥコブニー):FBIの特別捜査官。 超常現象や宇宙人を信じており、局内では変人扱いされているが非常に優秀な捜査官である。
  • ダナ・スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン):FBIの特別捜査官でモルダーの相棒。 医師の資格を持っており科学を信奉しているため、超常現象を信じるモルダーとよく意見がぶつかる。 
  • ダリーン・モリス(キャリー・スノッドグレス)ルビーとケビンの母親。 かつてUFOを撮影したことがある。
  • ケビン・モリス(ジョエル・パーマー)ダリーンの息子でルビーの弟。 ルビーが攫われて以降、テレビの前で1と0を紙に書き続けている。
  • ルビー・モリス(トーニャ・ディー)ある晩、家族で泊まっていたキャンピングカーから忽然とすがたを消す。
  • ウィザース保安官(マイケル・キャヴァノー)スー・シティーの保安官。 ルビーが素行不良であったことから家出と決めつけていた。

あらすじ

アイオワ州スー・シティで夜中にルビーという名の少女が失踪する事件が起こる。 モルダーはこれをUFOによる誘拐だと考えスカリーとともに調査のためルビーの母ダリーンと接触する。 彼女の家でモルダーは奇妙な光景を目にする。 ルビーの弟のケビンが一心不乱に紙に1と0を描き続けていたのだ。 モルダーは2進数だと推測しFBIへ調査を依頼するが、このことが事態を意外な方向へ急転回させることになる。

感想

正統派のXファイルエピソードという感じでした。 大きな謎と小さな謎があって、小さな謎の方はのちほどタネ明かしがあるけれども、大きな謎の方は結局謎のままという展開ですね。 0と1の真相が明らかになるシーンは初めて見た時には鳥肌がたちました! また途中で登場するテッサという少女が捜査をかき回します。 これも途中でストーリーがダレなくなるいい仕掛けだなーという印象でした!!

※以下ネタバレあり

少女が失踪して見つかるだけのシンプルなエピソードですが、前述のとおりケビンの書いた紙とその真実(しかも2段階で真相が明かされます)、テッサのタレコミとその真実など視聴者を退屈させない仕掛けが施されており、これが非常に効果的に機能しています。 アメリカのドラマはこういう仕掛けが本当に巧妙ですね。 特にテッサの方は完全に事件と関係のない悪意の嘘であり、しかも視聴者を一度ルビーが死んだのではないかと緊張させたうえでタネ明かしをするという緩急のついた展開になっています。 そこからケビンの1と0の隠されたもう一つの真実を突きつけ、その勢いのままエンディングへ・・・。 スゴイ構成力ですね笑

トリビア

  • モルダーの有名なセリフとして『I want to believe』というものがありますが、このエピソードがそのセリフの初登場回です。
  • ケビンの書いた0と1の紙はスタッフが数日かけて手書き(!?)したものでした。 たった数秒のシーンのために・・・プロフェッショナルですね!
  • ダリーン役のキャリー・スノッドグレスはXファイル出演者としては初めてのアカデミー賞ノミネート経験のある女優でした。 残念ながら2004年に58歳で死去されました。
  • モルダーはこの回で初めて銃を発砲しました。 ちなみにベレッタM92を使っていますがのちにS&Wの拳銃に変わります。
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