[感想・解説]ウルトラセブン 第43話『第四惑星の悪夢』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

新型ロケットのテストパイロットとなったダンとソガ。 たどり着いたのは人間が奴隷化されたとんでもない星でした!

第43話『第四惑星の悪夢』

登場怪獣:ロボット長官、署長
登場メカ・兵器:スコーピオン号、ウルトラガン、第四惑星ロケット

脚本:川崎高、上原正三
監督:実相寺昭雄
特殊技術:高野宏一

放送日:1968年7月28日

あらすじ

 最新型の宇宙ロケットスコーピオン号はダンとソガをテストパイロットに乗せて宇宙へと旅立った。 しかし、二人が20日間の睡眠状態に入るとロケットは予定の軌道を大きく逸れてしまう。 ダンが目を覚ますと既に30日が経過しており、窓の外には地球の風景が広がっていた。 地球防衛軍に改修されて地球に帰ってきたと考えた二人はロケットの外へ出る。 そこには日本語が書いてあるがそこがどこだかさっぱりわからず、地球防衛軍へ電話を掛けてもつながらなかった。 二人がさまよっていると、自転車の少年がトラックにはねられかけていた。 倒れ込んだ少年を介抱していると武装した警察がやってきてどういうわけかダンとソガは逮捕されてしまう。 二人が連行された先には長官と名乗る人物が座っていた。 なんとこの長官はロボットで人間をエネルギー源にするため地球の植民地化を目論んでいたのだった。

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キャスト(ゲストのみ)

  • ロボット長官(成瀬昌彦):スコーピオン号を第四惑星に誘導した張本人。地球侵略を狙っている。
  • 署長(森塚敏):第四惑星の警察署長。ダンとソガを逮捕する。常にムチを携えアメを舐めている。
  • アリー(愛まち子):ロボット長官の秘書。ダンとソガの脱出を助ける。
  • アリーの弟(川田勝明):トラックにはねられかけたところでダンとソガに出会う。

感想・解説(※ネタバレあり)

 実相寺作品ということでアングルはかなり個性的です。 最初のソガが占星術について語るところから色々と凝ったアングルを連発しています! 基地に残っているメンバーの方は照明がやたらとくらいのも意図があっての演出なのでしょうね。 アンヌもアップで抜かれています。 最後の晩餐的なアングルも満載で異様な奥行き感が『知っている世界に見えるのに何かが違う』という不気味さを際立たせています。

 そんな実相寺映像に対抗するかの様に他の部分でも気合が入っている様に感じました。 ダンとソガを載せたスコーピオン号が宇宙空間を進んでいくシーンではウルトラ警備隊のマーチの随分穏やかなアレンジのものが使用されています。 これが宇宙空間の静けさとロケットの中で眠る二人にマッチしています。

 特撮もなかなかの力の入れ様です。 このエピソードで最も印象に残る特撮はやはりロボット長官が目ん玉おばけみたいになるところですよね笑 後頭部をはずして歯車に油をさしたり非常に凝った特撮になっています。 また他のエピソードではなかなか見られない建物を豪快にぶっ壊すセブンが見られます笑 今回は相手が人間大のロボットということでセブンと怪獣が戦う様な大きなスケールの特撮はないものの、第四惑星の侵略部隊のロケットをことごとく破壊していくシーンは最大のカタルシスになっていますね~。 あんなにたくさん作ったミニチュアを破壊していくのなかなか豪快です(; ・`д・´)

 ストーリー的には『猿の惑星』の猿がロボットに置き換わった様な内容ですね。 ただ最後に自由の女神は出てこず、やっぱり違う惑星でしたというオチになっています。 アリー達がその後どうなったかについては全く言及がありません。 内容的に30分では到底収まりきらない様な壮大な宇宙冒険ものでした。

トリビア・小ネタ

  • アリーの弟を演じた川田勝明さんは初代ウルトラマンの『恐怖の宇宙線』でガヴァドンを描いたムシバ役を演じている
  • ロケは平和島、世田谷、たまプラーザなどで行われた(※1)

出典

※1 洋泉社『別冊映画秘宝 ウルトラセブン研究読本』P.194より

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