[感想・解説]ウルトラセブン 第13話『V3から来た男』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回はクラタ隊長が初登場です!!

第13話『V3から来た男』

登場怪獣:アイロス星人
登場メカ・兵器:アイロス星人円盤、ステーションホーク1号、ウルトラホーク1号、2号、3号、ポインター、ウルトラガン

脚本:市川森一
監督:鈴木俊継
特殊技術:高野宏一

放送日:1967年12月3日

あらすじ

 謎の円盤が地球圏に来週し宇宙ステーションV3のステーションホーク隊が応戦する。 しかし、ステーションホーク隊は全滅し、隊長のクラタが乗った機体も不時着のため地球へと降下する。 クラタ機は出迎えのフルハシ、アマギの乗ったウルトラホーク1号と合流に成功するが、円盤の待ち伏せにあいウルトラホークとクラタ機の両方が墜落してしまう。 クラタは脱出したが同乗していた部下が犠牲となり、一人だけで地球防衛軍基地へと帰還した。 士官学校の同期であるキリヤマはクラタとの束の間の再開を喜ぶが、フルハシとアマギが捕縛されていることが発覚しアイロス星人の求める固形燃料と交換に2人の救出を図る。 しかし、部下を全滅させられたクラタは攻撃を主張し2人は対立する。 キリヤマは地上はウルトラ警備隊の管轄であるため救出を優先し、アイロス星人のもとへ固形燃料を届けるがそれはウルトラ警備隊を陥れるための罠だった。

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キャスト(ゲストのみ)

クラタ隊長役の故・南廣さん
  • クラタ(南廣):宇宙ステーションV3の隊長でキリヤマの同期。アイロス星人の襲撃を受けて地球へ不時着する。

感想・解説(※ネタバレあり)

 南廣さん演じるステーションV3のクラタ隊長初登場回でした。 人間関係の描写が随所に盛り込まれており、特にキリヤマとは士官学校時代の同期であることが言及されるだけでなく、以前からともに航空機で連携攻撃をしたことがあったことも示唆されます。 ここがのちの第35話『月世界の戦慄』で言及されるザンパ星人艦隊壊滅のエピソードにもつながっていくわけですね。

 また、マナベ参謀とは過去に因縁があった様でクラタが『今度は月にでも飛ばしますか』と吐き捨てているところを見ると、もしかしたら宇宙ステーションV3への配属を決定したのはマナベ参謀だったのかもしれませんね~ その後エレベーター内でウルトラホーク格納庫のカギを渡すシーンはなかなかアツいドラマになっています。

 その他、ウルトラ警備隊員の間でも名前は知られていたのか、出撃できずに基地でソワソワと落ち着かないクラタに『なんにしても我慢するのは体に悪いそうですよ』なんて言って出撃を促しているところを見ると、地球防衛軍内では結構人気のある人だったのかもしれません。

 しかし、これだけ色々と人物描写が為されていながら、最後のシーンではキリヤマに『もう会えそうもないな』と通信で言っているところを見ると、もしかしたら当初は一回限り登場予定のキャラクターだったのではないでしょうか? その後人気が出たために再登場回がセッティングされたのかもしれません。 今回の第13話に加え、第35話、第48話、第49話の合計4エピソードに登場します。

特撮シーンはホークが多め

 今回は今後セミレギュラーとなるクラタの紹介を兼ねてキリヤマとの友情を描いているため、2人が駆るホーク1号、3号のシーンや分離合体が可能なアイロス星人円盤の飛行シーン、冒頭のステーションホークのシーンなど航空機の飛行シーンが多く描かれています。

 セブン対アイロス星人のシーンでは逆再生やスローモーションが使われており実験的な戦闘シーンとなっています。 しかし、これ以降逆再生はあまり見かけないので失敗だったのかな・・・?

 最後は空戦と地上戦を交互に映し、スピード感のあるクライマックスとなっています。

実は結構強敵だったアイロス星人

 今回登場する怪獣はアイロス星人でしたが、パタパタと羽ばたく羽の様な部分がちょっとカワイイ印象すら抱かせます。 しかし、前のエピソードの『魔の山を飛べ』ではナースを引きちぎっていたセブンが、抱き着き攻撃に抵抗できておらずしかもその状態で電流を流すという攻撃を仕掛けていました。 口から出す光線も強力な様で、セブンをして山の陰に隠れさせるほどでした。 さらに回転することでアイスラッガーまではじき返すという攻守ともに高いの能力を見せていました。

トリビア・小ネタ

  • セブンの必殺技の一つ『ワイドショット』はこのエピソードで初めて使用している。
  • 普段の南廣さんはお茶目な性格でキャストにお寿司をごちそうしてくれたそう。(※1)

出典

※1 小学館『ダンとアンヌとウルトラセブン: ~森次晃嗣・ひし美ゆり子 2人が語る見どころガイド~』P.32より

ウルトラセブンエピソード一覧

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