こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。

年老いた宇宙人が若い人間の命を奪いにカメラを携えて襲来!なんだそりゃ!?

ウルトラセブン 第11話『魔の山を飛べ』

登場怪獣:ワイルド星人、ナース
登場メカ・兵器:ウルトラホーク3号、ポインター、ウルトラガン、ペガッサ星人の銃、シングルハンドライフル、ダブルバレルライフル

脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術:的場徹

放送日:1967年12月10日

キャスト

  • キリヤマ隊長(中山昭二)地球防衛軍のエースであるウルトラ警備隊の隊長。優しさと威厳をもって隊をまとめ上げている。『何っ!?』が口癖。
  • モロボシ・ダン(森次晃嗣)ウルトラ警備隊の隊員。その正体はウルトラセブンである。ウルトラアイを用いて変身する。
  • フルハシ隊員(石井伊吉)ウルトラ警備隊の隊員で地球防衛軍きっての肉体派。北海道出身。
  • アマギ隊員(古谷敏)ウルトラ警備隊の隊員。名古屋出身。兵器開発に長けており、様々な武器を作り出す。爆弾にトラウマがある。
  • ソガ隊員(阿知波信介)ウルトラ警備隊の隊員。九州出身。射撃の名手。ダンと行動を共にすることが多い。
  • 友里アンヌ隊員(ひし美ゆり子)ウルトラ警備隊の隊員。隊の紅一点。普段はメディカルセンターに勤務している。
  • 謎の男(山本廉):水野家の別荘の隣家に住む謎の男。ずっと同じところに座ったまま何かを作っており、アキラに怪しまれる。
  • 水野アキラ(中島洋):事故にあって足を怪我したため別荘で静養している。隣家の男を怪しんで日夜監視している。
  • 水野りつ子(百合かほる):アキラの姉。空中でカラスが静止しているのを発見した。

あらすじ

 群馬県岩見山で26名もの若者たちが次々と命を落とす悲劇的な事件が起きた。 しかし、その遺体には外傷が全く見られず死因を解明することができなかった。 事件の報告を受けたウルトラ警備隊は調査のためにダンとソガの二名を現地へと送りこむ。 放射能や火山活動などの自然現象による事件を想定した調査であったが、現地に到着したダンも他の若者たちと同じ様に突然命を落としてしまう。 これら一連の事件は種族全体が老衰したために、人間の若い命を求めていたワイルド星人の仕業であった。 彼らは特殊なカメラで対象の命をフィルムに焼き付け自分たちの星へと持ち去ろうとしていたのだった。 ウルトラ警備隊はワイルド星人からこのフィルムを奪うことに一度は成功したものの、なんとしてもフィルム取り返したいワイルド星人によってソガが人質に取られてしまう。 一方、アマギはカメラに奪われた命を戻す方法を見つけ出す為に研究所で奮闘していた。

<広告>

感想(ネタバレあり)

 今回は命を吸い取ってしまうカメラという恐ろしい道具を持ったワイルド星人が敵役となります。 種族全体が老衰し絶滅の危機に瀕しているため人間の若い命が必要だったという設定でした。 話の内容的に地球にいたワイルド星人の個体は種族のために地球へやってきた様です。 本人は争いは好まないし侵略の意思はないと言いますが随分自分勝手な話ですよねぇ・・・。

 今回登場するワイルド星人は全身毛むくじゃらなのに、顔の部分のみ人間と同じなのでちょっと気味の悪い容姿になっていますね。 一方、彼らの使役する怪獣(ロボット?)のナースは金ぴかできらびやかな見た目になっています。 一見頼りなく感じるほど華奢な見た目をしていますが、とぐろを巻くと円盤になるという意欲的な設計になっています。 なお、のちに『ウルトラマントリガー』でこのナースに似た『ナースデッセイ号』という戦艦が登場します。 この戦艦の開発にもワイルド星人がかかわっており、ザガーというワイルド星人が地球観光のために乗ってきたナースが故障し、マルゥルがそのナースを裏取引で手に入れたそうです。 観光でもナースを使うんのか・・・。

ダンが死ぬという衝撃的なストーリー

 始まって早々にダンがワイルド星人によって命を奪われるという衝撃的な幕開けでこのエピソードはスタートします。 ダンの死体を発見した時のソガの絶叫や基地で涙に暮れるウルトラ警備隊隊員たちの姿は心にグッときます。 悲しみをこらえて『これはダンの弔い合戦だ』と宣言するキリヤマ隊長もシブいカッコよさがありますね。 とてもいいシーンでした。

 しかし、ダンののちの恋人的なポジションになるアンヌの姿がありません! ここはアンヌが必要なシーンなんじゃないのかい??と思ったらひし美ゆり子さんは何かやらかして干されていたそうです汗 製作順では1話前となる『アンドロイド0指令』でもほとんど出番のなかったアンヌですが、前話の『怪しい隣人』の撮影時(製作順では5話分前)にロケ先の家にあったシャンデリアを破損するという事件を起こしていたそうで(;´Д`)(※1)  その他にも前日飲み過ぎて目が腫れぼったいまま撮影に行ったりしたこともあったそうなので直接の原因が何なのかはよくわかりません汗 ただ、ひし美さんの著書をみるとプロらしくない態度に満田監督がお怒りだったと記述がありますね(※2)

装備品や武器など

 このエピソードではウルトラ警備隊の装備品がちょっと特殊です。 通常は地球防衛軍の一般兵が持っているダブルバレルライフルをフルハシが装備しています。 またキリヤマ隊長はどうわけかペガッサ星人が持っていた銃を装備しています。 鹵獲したんでしょうか? ソガはエレクトロHガンを持っており、火力に全振りした装備になっていました。 さらにソガはワイルド星人を狙撃する際にまた違う銃を使用していて、これは焼夷弾の様なものを打ち出すのか相手を炎上させるなかなか強力な兵器でした。 またヘルメットのバイザー部分に装着するライトも登場しており、洞窟探検の様な雰囲気を醸し出していましたね。

 基地ではフィルムに吸い取られた人間の命を再び肉体に現像しなおすため大きな機械を使用していますが、これは実際に特撮の現場で映像の合成に使用されていたオプチカルプリンターという機械だそうです。 またダンが画面から復活するシーンを撮影していたのは実際の試写室だと思われます。

小ネタ・トリビア

  • ダンの死体を見ていた医師三人を演じたのは上原正三、金城哲夫、赤井鬼吉の脚本担当3人(※3)

出典

それでは!!

<広告>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です