【前のエピソード】第6話『育てよ!カメ』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!

カメが恩返しに竜宮城へ連れて行ってくれるメルヘンチックなエピソードです!

ウルトラQ 第6話『育てよ!カメ』

作品情報

登場怪獣:大ガメ ガメロン、万蛇怪獣怪竜、乙姫

脚本:山田正弘
監督:中川晴之助
特殊技術:小泉一

放送日:1966年2月6日

キャスト

  • 万城目淳(佐原健二)星川航空のパイロット。正義感が強く人を助けるために命をかけることもある。
  • 江戸川由利子(桜井浩子)毎朝新報のカメラマン。上司から厚い信頼を置かれており、万城目とコンビを組んで事件を追う。
  • 戸川一平(西條康彦)星川航空の見習いパイロット。いつも万城目や由利子にからかわれている。
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あらすじ

 太郎少年はいつもカメを連れて歩くほどの大のカメ好きである。 ある日、太郎少年の通う小学校の向かいある銀行が武装強盗に襲われ、ひょんなことから太郎少年が大切に育てていたカメが強盗団に連れ去られてしまう。 太郎少年は強盗を追いかけるが、逆に捕まってしまいカメとともに強盗団のアジトに閉じ込められてしまう。 しかし、なんとその時カメが巨大に成長して太郎少年を救出する。 カメは空を飛んで海を泳いで竜宮城へと向かった。 そこには摩訶不思議な世界と乙姫が太郎少年を待っていた。

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感想(ネタバレあり)

 バラエティ豊かなウルトラQ作品の中でも特に異色といえる一本です。 ほかの話ではシトロネラアシッドやペギミンHなど架空とはいえ化学物質を使って怪物を倒していたにも関わらず、今回は怪竜は出てくるものの他の怪獣とは大分趣が異なりますし、ミドリガメが突然巨大に成長して空を飛びます笑 浦島太郎物語を現代風にアレンジした作品でしたね。

おとぎ話らしいメルヘンチックな作品

 全編にわたって骨格模型が動いたり、強盗団のマシンガンをおもちゃにしてみたりとかなりメルヘンチックな展開が散りばめられています。 強盗団とトラックに乗っているときの太郎少年は、正直頭がおかしいとしか思えない行動をとっています笑 強盗のマシンガンに興味がるのか突然『一発撃ってもいいよな?』と言いだしたり、弾が出ないからといってマシンガンの銃口をのぞき込んでみたり、行動が完全にヤバい子のそれになっています汗 結局車の中でマシンガンを乱射しちゃってるし( ゚д゚;)

 そしてそんなサイコパスな太郎君をさらってしまったがために、大変な目に合ったギャングのうちの一人が二瓶正也さんです。 ご存知ウルトラマンのイデ隊員ですね~ この時からかなりコミカルなキャラクターを演じていたんですね。 よく見るとトラックを降りた後もズボンにちゃんとカメが噛みついています笑

 特筆すべき点として、第6話についてはメインテーマが別のものに差し替えられています。 普段のあの不気味なテーマ曲とは打って変わって、随分と呑気なテーマ曲になっています。 また背景の映像も太郎少年がカメと遊んでいるものになっていて、非常に牧歌的な雰囲気になっています。

小ネタ

太郎少年、ミドリガメを99センチまで大きくしたいとはたまげましたね~ ミドリガメは大きくても大体30cm前後くらいだそうです。 もし99cmまで成長したら・・・、

それはミドリガメじゃありません。

たぶんリクガメです、100年生きます笑 しかもリクガメ泳げないから竜宮城いけないし・・・(´;ω;`)

ダイビングで見かけたタイマイ(休憩中)

ちなみに海に住むカメも結構大きくなります。 上の写真は沖縄で潜った時に見かけたタイマイという種類のカメです。 ガイドさん曰く、この時はサンゴの上で昼寝をしようとしてたらしく、ジッとしていたのでかなり接近することができました。 目の前にしてみると結構大きくて、成人男性でも抱えることはできないであろうくらいの大きさでした( ゚д゚ ) このサイズなら竜宮城連れてってもらえるかも!!笑

それでは!!

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