【次のエピソード】第32話『果てしなき逆襲』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。

アツアツの怪獣が地震に山火事に大暴れ!!迷惑極まりねぇ!!

ウルトラマン 第32話『果てしなき逆襲

登場怪獣:灼熱怪獣ザンボラー
登場メカ・兵器:ビートル

脚本:藤川桂介
監督:鈴木俊継
特殊技術:高野宏一

放送日:1967年2月19日

キャスト

  • ムラマツ隊長(小林昭二):科学特捜隊極東支部ムラマツ班の隊長。隊員からはキャップと呼ばれている。ときに優しくときに厳しく隊員たちをまとめる。
  • ハヤタ隊員(黒部進):科学特捜隊の隊員。任務中に赤い球体と衝突して落命するが、ウルトラマンと融合することで生還する。
  • アラシ隊員(石井伊吉):科学特捜隊の隊員。怪力の持ち主で射撃も名人級の腕前。しかし、直情的な側面もある。
  • イデ隊員(二瓶正也):科学特捜隊の隊員。お調子者だが兵器開発で右に出るものはいない。
  • フジ隊員(桜井浩子):科学特捜隊の隊員で紅一点。普段は本部で通信係についているが、現場にでることもある。入隊以来ほとんど休んでいない。
  • パティ(真理アンヌ):休暇で科学特捜隊インド支部から来日していたが、ザンボラーの出現に巻き込まれる。

あらすじ

 大規模な開発工事が行われている山中で謎の山火事が頻発する。 科学特捜隊が消火活動に当たり山火事を食い止めることに成功するが、その後地震とともに怪獣ザンボラーが出現する。 山火事の原因はこのザンボラーの極めて高い体温が原因であった。 ザンボラーは開発工事で住処を失っており、工事現場を破壊して回っていたのだ。

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感想(ネタバレあり)

 今回は灼熱怪獣ザンボラーが敵役です。 その熱すぎる体温で山火事を起こしてしまうという危険な怪獣でした。 またヒロインとして真理アンヌさんがパティ役で出演しています。 パティはインド支部から来たという設定になっていますが、真理アンヌさんは実際にインド人と日本人のハーフです。 エキゾチックな美貌が映像に花を添えています。

環境破壊への警鐘

 ウルトラマンでたびたび取り上げられているテーマである『環境破壊』、このザンボラーもその犠牲者として描かれています。 まぁこの巨体を森のどこにひそめていたのかというのは疑問ですが・・・。 当時は人口が急激に増加していた時代で各地で団地やニュータウンの開発が進められていました。 そのたびに山が切り拓かれ森が消えていったわけです。 緑が消滅していくことへの危機感がこのエピソードの根底に感じられます。

 でも山火事起こしちゃうんだったら自らザンボラーこそ環境破壊の権化なんじゃないかと思ってしまいますね・・・(;´Д`)

またしてもいかんなく発揮されるイデ隊員の超技術

 灼熱の怪獣は冷ますに限る! ということでイデが冷凍弾なる兵器を一瞬で造り出します。 この兵器は立ちどころにザンボラーの体温を低下させ、ウルトラマンの戦いをアシストしました。 しかし、山火事を起こすほどの熱を持った巨大な怪獣をあんな小さい弾で冷却するとは一体どんな超技術がつかわれているんでしょうか? しかもそんなとんでもない代物をニッコニコですぐ開発できてしまうイデ隊員はやはり科特隊最強の兵器そのものと言えるでしょう!!

日本の名物を三つも見ました

 エピソードのラストでパティがこんなことを口にします。 『日本の名物を3つも見ましたから(中略)地震・怪獣・ウルトラマン』 すなわち日本にばかり怪獣が現れるというのは初代ウルトラマンの時点で公式設定だったわけですね汗 確かにウルトラマンにしてもゴジラにしても日本にばかりやってきますからね笑 近年ギレルモ・デル・トロのおかげで北米にも怪獣が出現するようになりましたが、庵野さんのおかげで日本にも相変わらず怪獣が出現していますw(ローランド・エメリッヒ?知らない子ですね)
 シン・ウルトラマンではこの設定を踏襲してさらに踏み込み、日本政府が外交的に弱い立場に立たされている一因として扱われています。

それでは!!

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