【次のエピソード】第24話『ゴーガの像』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!

怪獣が現れて、子供たちが放射性物質を運ぶ!?

第24話『ゴーガの像』(1966年)

作品情報

登場怪獣:貝獣ゴーガ
登場メカ・兵器:拳銃、ライフル、戦闘機、無反動砲

脚本:上原正三
監督:野長瀬三摩地
特殊技術:的場徹

放送日:1966年6月12日

キャスト

  • 万城目淳(佐原健二):星川航空のパイロット。正義感が強く人を助けるために命をかけることもある。
  • 江戸川由利子(桜井浩子):毎朝新報のカメラマン。上司から厚い信頼を置かれており、万城目とコンビを組んで事件を追う。
  • 戸川一平(西條康彦):星川航空の見習いパイロット。いつも万城目や由利子にからかわれている。
  • 岩倉孫一郎(松下達夫):美術品の国際密輸団の首魁。ゴーガの像をアリーンから受け取る。
  • アリーン/リャン・ミン(田原久子):ゴーガの像を瀬川タミから奪い岩倉のもとへ届けた中国人女性。

あらすじ

 アーブ国の博物館から盗み出されたゴーガの像が美術品の国際密輸団のボス・岩倉の手に渡る。 ゴーガの像を受け取った岩倉がレントゲンで像を精査すると、中で何かが徐々に大きくなっていった。 岩倉はこの影について気にも留めなかったが、像の中では人知れず6000年前の呪いが目覚めようとしていた。  

 

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感想(ネタバレあり)

 ゴーガというカタツムリのお化けみたいな怪獣が登場しました。 見た目の印象は第3話『宇宙からの贈りもの』に登場したナメゴンと若干カブってる感じですね~。 また、犯罪組織がストーリーに一枚噛んでいるというところも少し近いものを感じます。 しかし、大きく異なるのは『ゴーガの像』が映画の様なアプローチをとっているところです。

まるでクライムサスペンス

 このエピソードはまるで映画の様なシークエンスが盛り込まれた緊迫感あふれる一話でした!! 冒頭から怪しげな像が登場、そして子供が誘拐されるという不穏なスタートを切り、その後一味を追跡していたサングラスのいかにも怪しい風体の男が爆発する倉庫からギリギリ脱出するという息詰まる展開が押し寄せます! さらにその後も輸送にあたったアリーンの正体が露見したり、サングラスの男が狙撃されたりとウルトラシリーズでは珍しい展開が次々に起こります。 またアリーンが監禁されたときにはハイヒールのかかとから隠しツールを取り出し、鍵をこじ開けるところなどまるでジェームスボンドの様です! 岩倉の地下倉庫は通路にシャッターが下りる様になっており、万城目たちとアリーンの逃走を阻止します。 もうスペクターのアジトみたいですよね!!

気合の入った特撮

 冒頭の倉庫が爆発するシーンの特撮が非常によくできていますね。 実際の倉庫の映像から途中でミニチュアを爆破する映像に切り替えているのだと思いますが、うまく繋いであるので自然な仕上がりになっています。 またゴーガの造りも気合を感じます! 甲羅が光りドリルが回転するというなかなか凝った仕掛けになっています。 飛び出た細い目も先の方が光るようになっており見た目のインパクトに貢献しています。

それでは!!

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