こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。
隣の家が異次元！？たまったもんじゃないですねｗ
ウルトラセブン 第10話『怪しい隣人』
登場怪獣：イカルス星人
登場メカ・兵器：イカルス星人円盤、ウルトラホーク1号、2号、ウルトラガン
脚本：若槻文三
監督：鈴木俊継
特殊技術：的場徹
放送日：1967年12月3日
キャスト
- キリヤマ隊長(中山昭二)：地球防衛軍のエースであるウルトラ警備隊の隊長。優しさと威厳をもって隊をまとめ上げている。『何っ！？』が口癖。
- モロボシ・ダン(森次晃嗣)：ウルトラ警備隊の隊員。その正体はウルトラセブンである。ウルトラアイを用いて変身する。
- フルハシ隊員(石井伊吉)：ウルトラ警備隊の隊員で地球防衛軍きっての肉体派。北海道出身。
- アマギ隊員(古谷敏)：ウルトラ警備隊の隊員。名古屋出身。兵器開発に長けており、様々な武器を作り出す。爆弾にトラウマがある。
- ソガ隊員(阿知波信介)：ウルトラ警備隊の隊員。九州出身。射撃の名手。ダンと行動を共にすることが多い。
- 友里アンヌ隊員(ひし美ゆり子)：ウルトラ警備隊の隊員。隊の紅一点。普段はメディカルセンターに勤務している。
- 謎の男(山本廉)：水野家の別荘の隣家に住む謎の男。ずっと同じところに座ったまま何かを作っており、アキラに怪しまれる。
- 水野アキラ(中島洋)：事故にあって足を怪我したため別荘で静養している。隣家の男を怪しんで日夜監視している。
- 水野りつ子(百合かほる)：アキラの姉。空中でカラスが静止しているのを発見した。
あらすじ
事故で足を怪我した水野アキラ少年は療養先の別荘で窓から隣家が気になり眺めていた。 というのも隣家では謎の男が24時間以上も同じ姿勢のまま机に向かい、文字通り一心不乱に何かを組み立てていたのだった。 姉のりつ子も友人のアンヌもアキラの言うことを真に受けていなかったが、徐々に別荘のまわりで奇妙な現象が起こり始める。 そして、りつ子が空中で時間が止まったかの様に固まっているカラスを発見し、いよいよダンとアンヌが調査を行うことになった。 隣家との間に見えない何かがあると看破したダンが謎の空間へと飛び込むと、そこにはイカルス星人の地球侵略基地が作られていたのだった。
＜広告＞感想(ネタバレあり)
今回は身近なところに異次元が存在するというホラーテイストなエピソードでした！！
イカルス星人
イカルス星人は大きな耳と豊かな髭(カメの子たわしの毛で造られているそうです！(※1))、そしてまん丸な目がチャームポイントのちょっとかわいい見た目の侵略宇宙人です笑 しかもこの大きな耳がパタパタ動くんですよ！ 戦うときは手をプルプル動かしながらファイティングポーズをとるんですがあんまり強そうに見えない・・・ｗ そして実際格闘は全然強くありません( ；∀；)
しかし、イカルス星人は異次元空間を操ります！ 異次元を通って瞬間移動でセブンとの間合いを詰めます！ でもそんなワープの様な技を使えるなら背後を取ればいいものを、どういうわけか真正面からセブンに近づいていったもんだからすぐ掴みかかられて放り投げられてしまいます汗 もうちょっと能力をうまく使おうよ・・・。
その後アイスラッガーを食らってどういうわけか爆発し(なぜか切れませんｗ)、そのまま煙を出しながらのたうち回っているところをセブンの念動力で山の向こうへ放り投げられ、カメラから見えないところで絶命します！ 仕事を終えたセブンが空へ飛び立ったあとに地上を一瞥すると、谷底でくすぶり続けるイカルス星人の死体が・・・いくらなんでもイカルス星人の扱いヒド過ぎんか！ きっとイカルス星人が合成が大変そうな光線技を使ったせいで、特撮スタッフに嫌われてしまったんでしょうｗ 当時は手書きですから、あんな大量の針みたいな光線を書き込むのは相当の労力だったと思います！
さらにイカルス星人が倒れたあとウルトラ警備隊がイカルス星人の円盤を追跡し撃破するところも描かれています。 こうして完全にイカルス星人の侵略計画はつぶされたわけですね。 しかし、ウルトラ警備隊の火力はすごいですね。 イカルス星人の円盤を一撃で墜とすとは！
アンヌが無敵にカワイイ
このエピソードの冒頭で私服姿のアンヌが出てきます。 ブラウスにカーディガン、ジーンズというカジュアルな出で立ちで、また髪型がボブになっておりこれが大変似合っていてカワイイです(´▽｀) また、このエピソードではダンとアンヌが次元を超えて名前を呼びあうシーンがあり、ダンは捨て身でイカルス星人の装置を破壊する覚悟をアンヌに伝えます。 このあたりから二人の関係性を少しにおわせたい製作側の意図があったのかなぁと思います。
小ネタ・トリビア
- このエピソードの撮影時、別荘のロケ先の屋敷でひし美さんは放り投げミカンでシャンデリアを破損するという事件を起こしている(※1)
出典
- ※1 小学館文庫『セブン セブン セブン アンヌ再び・・・』ひし美ゆり子 P.81-82
それでは！！