[感想・解説]Xファイル シーズン2 第19話『歪み』

The Truth Is Out There!! おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回は海に漂う軍艦でのお話。 

  • 監督:ロブ・ボウマン
  • 脚本:ハワード・ゴードン、アレックス・ガンザ
  • 原題:『Død Kalm』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★☆☆☆ 着想は面白いのですが、船内だけで話が進行するので少々退屈でした。 あと特殊メイクがちょっと笑
  • グロ度 ★★★★☆ 船内の死体は結構なグロさ。
  • 謎度 ★★★★☆ 結局あの船には何があったのでしょうか。
  • ホラー度 ★★★☆☆ 海の上の閉じた空間というのは恐怖心をあおります。
  • コミカル度 ★★☆☆☆ 極限の状況に追い込まれても二人はまだジョークを飛ばしています笑
[広告]

登場人物(カッコ内は役者名)

  • フォックス・モルダー(デイヴィッド・ドゥカブニー): FBIの特別捜査官。 局内では変人扱いされているが、非常に優秀な捜査官である。 超常現象を信じている。
  • ダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン): モルダーの相棒のFBIの特別捜査官。 医師の資格を持っており、モルダーと異なって科学的なアプローチを好む。
  • ヘンリー・トロンハイム(ジョン・サヴェージ):ノルウェーの船乗り。 モルダーとスカリーが船乗りを探していた町では唯一アーデント号にたどり着ける船を持っていた。
  • バークレー艦長(デイヴィッド・キュービット):アーデント号の艦長。 階級は大佐。 実年齢は35歳であったが、モルダーとスカリーが乗船した時には老人の姿となっていた。
  • オラフソン(ウラジミール・クリッチ):クジラの密猟者。 アーデント号に救助され、仲間と艦内にいた。
  • ラスコス医師(クレア・ライリー):ベセスダ海軍病院の医師。 調査に来たスカリーを追い返した。
  • ハーパー大尉(ドミトリー・チェポヴェツキー):アーデントから脱出した乗組員。 発見時にはすでに老人化しており、その後病院で治療をうけていた。

あらすじ

ノルウェー沖で1隻の緊急脱出用ボートが救助される。 このボートはアメリカ海軍の護衛駆逐艦アーデント号のものであったが、救助された乗組員たちは本来若者ばかりのはずが、すべて老人の様な見た目になっていた。 調査のためにモルダーとスカリーは船乗りのトロンハイムを雇い、その相棒の一等航海士とともにアーデント号に乗り込む。 アーデント号は1991年の建造であるにも関わらずひどくさび付いていた。 モルダーとスカリーは船内で塩まみれのミイラ化した遺体を多数発見した。 モルダーは海軍のフィラデルフィア計画を引き合いに、何らかの実験で時空が歪められて船の中の時間が早く進んだものだと推測していた。 しかし、モルダーとスカリーが船内を調査している隙に、何者かがトロンハイムの船を盗んでアーデント号を離れてしまう。 さらにトロンハイムの相棒だった一等航海士も何者かによって殺害されてしまう。 一方で急激な老化の魔手は、モルダーとスカリー、そしてトロンハイムにも迫っていた。

感想

 第一印象は『金かかってんなぁ・・・』ですね笑 撮影にはなんと本物の退役軍艦を使っているそうですよ! しかも最初の撮影場所に不都合があって曳航し、ここでも百万円くらい追加でコストがかかってるとか(;´・ω・) 特殊メイクもちょっと老け込んだバージョンやかなり老け込んだバージョンなど数パターンあるので、時間と手間とコストがかなりかかっているはずです。 またトロンハイムがこもっていた下水施設の部屋に水が流れ込むセットも相当お金をかけて組んでると思います。

 さて、肝心の内容についてですが、謎の物質で人が老け込んでいくという設定は面白いと思いました。 しかし、ずっと艦内なので登場人物が少なく、シチュエーションも限られているのでちょっと退屈でした。 ただ、スカリーとモルダーがお互いを最後まで心配しあうところなどは二人の絆を感じられてよかったですね。 加えて下水は飲みたくないなぁ、と思いました笑

 あと、やっぱり日本は鯨の消費国として見られてるんだなぁと思いましたね。 別に捕鯨やってる国は日本だけじゃないんですけどねぇ・・・。 まだ日米貿易摩擦が問題になっていたころから時間がたっていない時期の作品なので、やり玉に挙げられてるのかもしれませんね。 というか、そもそもノルウェーは商業捕鯨やってんだからそっちでよかったんじゃないか笑

トリビア

  • アーデント号は護衛駆逐艦(Destroyer Escort)とされていますが、これは戦時中に多数建造された古いタイプの駆逐艦で1991年に建造されるはずのない級となっています。
  • アーデント号として使用された船はカナダ海軍の退役艦マッケンジー号で、この撮影ののち漁礁として沈められました。
  • モルダーとスカリー役のドゥカヴニーとアンダーソンはこのエピソードの特殊メイクが心底嫌いだったそうで、アンダーソンがハワード・ゴードンに悪態をつくNGテイクが残っているそうです。
  • このエピソードに出てくるベセスダ海軍病院はシーズン1の2つのエピソードとザ・ムービーでも登場しています。

 それでは!!

[広告]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です