[感想・解説]Xファイル シーズン2 第7話『トリニティ』

The Truth Is Out There!!

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

モルダーに恋の予感!? 今回はみんな大好き(?)美女とバンパイアのエピソードです!!

Xファイル シーズン2 第7話『トリニティ』

  • 監督:デビッド・ナッター
  • 脚本:クリス・ルッペンタール、グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン
  • 原題:『3』
[広告]

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★☆☆ お姉さんが美人です(笑)
  • グロ度 ★★★★☆ 噛みついたり出血したり結構グロいです!
  • 謎度 ★★★★★ 謎というか説明不足というか・・・ 
  • ホラー度 ★★★★☆ 吸血鬼はホラーの古典ですね!
  • コミカル度 ☆☆☆☆☆ コミカルさはありません

登場人物(カッコ内は役者名)

  • クリステン・キラー(ペリー・リーブス):モルダーがクラブで見かけたミステリアスな女性
  • ジョン(子)(フランク・ミリタリー):クリステンの元恋人でバンパイアを自称する
  • カーバー警視(マルコム・スチュワート):殺人事件の捜査の指揮を執っており、最初はモルダーを邪険に扱うが
  • グウィン刑事(トム・マクベス):今回の事件の捜査にあたるLA市警の刑事
  • ギャレット・ローレ(ロジャー・アルフォード):自宅のジャグジーで殺害され血を抜かれた状態で発見される
  • 悪霊(ジャスティナ・ヴェイル):ネタばれになるので内緒
  • (ギュスターボ・モレノ):いつもクリステンの近くにいる謎の男

あらすじ

ロサンゼルスにある邸宅で男性が殺害される。 遺体の首筋と肘に三人分の噛み傷があり、血が抜かれていた。 さらに壁には血文字で聖書の引用が書かれているという猟奇殺人事件であった。 他の州でも同様の事件が起こっていることを知っていたモルダーは、自分を吸血鬼だと思い込んだ人間による連続殺人事件だと考え、血液バンクに警備員として勤めていたジョンという男を逮捕する。 尋問のため時間ととも日差しが入ってくる部屋にジョンを閉じ込めたモルダーだったが、日差しが体に当たるとジョンの体は高温で焼けただれ死亡してしまう。 これによって精神異常者による犯罪であるというモルダーの考えは覆され、本当の吸血鬼の存在を疑い始める。 ジョンの遺体の手にあったスタンプから入り浸っていたクラブを突き止め、そこでクリステンという血に取りつかれた女性に出会う。 彼女を容疑者と考えたモルダーは後をつけて他の男と情事に及ぼうとしているところを監視するが、男に発見され暴行を受けてしまう。 そして、モルダーが動けなくなり監視していない隙にその男性も殺害されてしまうのだった。 ジョンは死亡したにもかかわらずその男性の遺体には3人の噛み傷があった。

感想

いささかわかりにくいストーリーでした。 三位一体という日本人にはわかりにくい聖書の内容がメインコンセプトに据えられているうえに、子(son)と太陽(sun)が掛けられていたり英語話者でないとわかりにくい部分もありましたね。 しかし、途中で意外な事実が判明するストーリー展開は見事でした。 完全に映像に騙されていました汗

またモルダーのアテがここまで見事に外れ犠牲者まで出てしまうエピソードというのは珍しい気がします。 クライマックスまで視聴者を驚かせる仕掛けがちりばめられていて面白いエピソードでした。

モルダーとクリステンの一瞬のロマンスが描かれますが、スカリーが不在の時にこの展開っていうのはなんか罪な感じがしました( ´艸`) 別にモルダーとスカリーは付き合ってるわけじゃないんですけどね~w

解説(※ネタバレあり!!)

ストーリーのわかりにくいところを自分なりに整理してみました。

  1. ジョンとクリステンはシカゴにいたころに出会い付き合う様になる
  2. ジョンの暴力からお互いに流血、戯れに血を舐めあう
  3. ジョンが血を味わうことに夢中になってしまう
  4. ジョンが仲間まで連れてきて血の遊びに興じる様になる
  5. クリステンが逃げ出す
  6. 父、子、悪霊となった3人が追いかけてくる

 大まかな流れはこんな感じですが、問題はいつジョンが吸血鬼になったのかということと、どうして3人がクリステンを追いかけているのかというところですね。

 まず、ジョンが吸血鬼になったのは4.のあたりだと思います。 連れてきた仲間というのがバンパイアだったのでしょう。 一方クリステンは一度も吸血鬼だったことはありません。 オープニングやアジア系の男性が襲われるシーンは『悪霊』の仕業で、視聴者がクリステンと誤認する様にうまく演出されていたというわけです。

 続いてなぜ3人がクリステンを追いかけているかですが、私の乏しい理解力では『ジョンが元カノのクリステンに執着しているから』としか読み解けませんでした汗 だって悪霊は既にいますし欠員も出ていないのであえてクリステンを仲間にする必要はないんですよね。 もしこの解釈が正しいとすると『父』と『悪霊』は完全にジョンに付き合わされた挙句に永遠の命を失ったことになります。 バカは仲間にいれてはいけないのだ。

トリビア

・途中で登場するクラブ『テペス(Tepes)』は、ドラキュラ公と呼ばれたワラキア公国の君主『ヴラド・ツェペシュ(Tepes)』から

・クリステンを演じたペリー・リーブスは93~95年にかけて当時本当にデイヴィッド・ドゥカヴニーのガールフレンドだった

・今回スカリー役のジリアン・アンダーソンは長女のパイパーの出産で不在

英単語メモ

  • veterinary・・・獣医の~
  • frail・・・弱い、弱弱しい

[広告]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です