こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
デストロンにとっては悪夢みたいなエピソード名ですw
目次
第21話『生きていたダブルライダー』
登場怪人:ギロチンザウルス、ドクバリグモ
脚本:井上勝
監督:山田稔
放送日:1973年7月7日
あらすじ
V3は藤兵衛や純子たちを人質に取られ今にも処刑されるピンチに陥っていたが、首にギロチンが食い込もうとした刹那ダブルライダーたちの声が聞こえ、26の秘密のうちの一つ『細胞強化装置』が働いてギロチンザウルスのギロチンを逆に破壊する。 ピンチを脱して藤兵衛たちを救助し宿泊先で一息つく志郎だったが、実はこのときの藤兵衛たちはドクバリグモによって操られていたのだった。 そうとは知らず純子が眠り薬を入れたコーヒーを飲んでしまい眠りに落ちてしまう志郎。 そこにドクバリグモが現れ、眠ってしまった志郎に毒を注入して操り人形にしようとしていた。
[広告]キャスト
- 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
- 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
- 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
- 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。
感想・解説(※ネタバレあり)
ドクバリグモの毒でがっつりメイクに
ダブルライダーからのメッセージによってなんとか窮地から逃れたV3でしたが、救助したおやっさんや純子たちは前回ドクバリグモによって注入された毒によって操られていました。 志郎はそれに気づかず眠り薬を飲まされて・・・という展開です。
注目すべきはこのときの藤兵衛たちの悪役メイクですw 小林昭二さん、眉毛ががっつり濃いめのメイクになっていていつになくワイルドな感じにw そして純子はド派手なアイシャドウで魔女みたいになってますw なかなかビジュアル面のインパクトがすごいエピソードでした!
このエピソードのメインの怪人はドクバリグモであり、前のエピソードを生き延びたギロチンザウルスはほとんど出てきません。 しかも、最終決戦に加勢したものの一瞬でやられてしまいます・・・哀れなギロチンザウルス( ;∀;)
恐るべきデストロンの技術力
基本的に作戦が失敗ばかりに終わってしまうドジっ子の様なデストロンですが、その反面組織の技術力はすさまじいものがあります。 今回登場したデストロンの装置はなんと人工重力発生装置です!! しかもきっちり監禁部屋の中のみの重力を操作できる優れものです!! 監禁部屋の中の重力が装置によって十倍にまで上げられ、急激に増した自らの重さに耐えられず部屋の中にいた博士が崩れ落ちる中、ガラス一枚向こうのドクトル・ゲーは全く動じていません。 いや、もしかしたらドクトル重いのめっちゃガマンして立ってたのかも・・・?
さらになんとこの装置、監禁部屋の上にあります! なんで下じゃなくて上なんだ・・・? しかも監禁部屋の上に立っても重力に変化がない! すなわち重力が増す範囲を縦方向にも指定できるのです! すごすぎ!!
また前エピソードから名前が登場していたSS装置もついに稼働します。 この装置はなんと長距離から人々を眠らせることができるスグれもので、五台山から数キロ先にある高知市市街の人々を眠らせることができるほど強力なものだそうです!! すごい科学力だ!! しかし、結局SS装置は途中で壊れてしまい、作中では使われませんでした・・・汗
五台山ロープウェイ
劇中唐突にドクバリグモが『デストロンの作戦が高知にうんぬん』と言っていましたが、その直後に映されるロープウェイは『五台山ロープモノレール』です。 ロープウェイではなくロープモノレール?と思われるかもしれませんが、このロープウェイは通常のロープウェイとは違ったのです!! なぜ『違った』と過去形になっているのかというとずいぶん昔に廃止になってしまったからなんです汗 というのもこのロープモノレールはロープに引かれて移動する通常のロープウェイと異なって、それぞれのカゴに動力がついていてロープを『走る』造りになっていたんですね。 そのためにメンテナンス費がかさんでしまい廃止になってしまったのではないかと言われています・・・。
それでは!!
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