[感想]仮面ライダーV3 第20話『デストロン四国占領作戦』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

なんかタイトルが急に実録ヤクザ映画路線に!?

第20話『デストロン四国占領作戦』

登場怪人:ギロチンザウルス、ドクバリグモ

脚本:井上勝
監督:山田稔

放送日:1973年6月30日

あらすじ

 デストロンの中南米支部から四国へとSS装置が輸送されてきた。 この装置を使いデストロンの科学者2人が脱走を企て、そのうちの一人である深沢が脱出に成功する。 行き倒れかけていた深沢をたまたま観光に訪れていた少年ライダー隊の一人が発見する。 深沢からもたらされたデストロンの四国占領計画は全国の少年ライダー隊の支部を介して藤兵衛のいる本部へと届き、たちまち志郎の知るところとなった。  藤兵衛と志郎は急ぎ四国へと向かうがその道中の船上でギロチンザウルスの襲撃を受けてしまう。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
  • 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。

感想・解説(※ネタバレあり)

さながら愛媛松山のプロモーションビデオ

 このエピソードは当時の来島どっくグループ各社とタイアップが行われていた様で、四国への移動には『おくどうごⅡ』を利用し、宿泊するホテルは『ホテル奥道後』だったり各所に協力の跡が見られます。 またその他にも松山城も登場し、松山市のプロモーションんの様相を呈しています。 ちょっと行ってみたくなりますが、残念ながら金閣寺を模した建物は2001年に集中豪雨で完全に崩壊してしまったそうです。 見てみたかったなぁ・・・。

相変わらず詰めの甘いデストロン

 大幹部ドクトル・ゲーの鳴り物入りの登場以降もどうしてなかなか詰めの甘さが目立つデストロンですが、今回もいかんなくその持ち味を発揮しています。

 まず、相変わらず下手すぎる変装ですね。 探偵物語の松田優作の服を全部真っ黒にしてサングラスをかけさせた様な恰好で尾行するため大変目立っております。 でもでも、でもですよ、以前はデストロンのあのメキシコのプロレスラーみたいなマスクをかぶったまま尾行していたわけですからこれでも大きな進歩かもしれませんよ! ゆっくりとでも成長しているんですよデストロンは。

 続いて海に落ちた志郎を死んだものと勝手に勘違いしてしまうギロチンザウルスさん。 死体を確認するまでは生きていると思えというのがライダーを相手にするときの鉄則ですよ笑 案の定サバイブしていた志郎に不意を突かれ逆に海に放り投げられてしまいます。 

それでも頑張るギロチンザウルス!しかし・・・

 そんなガッカリ怪人のギロチンザウルスですが、メインの武器となるギロチンだけでなく炎を出すこともでき、何気に多彩な攻撃を誇る怪人だったりします。 そして、巧みに志郎を愛媛城に誘い出し、藤兵衛たちを人質にすることでV3を処刑寸前まで追い詰めます!! がんばったなギロチンザウルス!すごいぞ、ギロチンザウルス!

 今回のエピソードはここで終わり、次回予告が始まります。 そして次のエピソードタイトルは『生きていたダブルライダー』・・・そんなのズルい!!せっかくここまでV3を追い詰めたのに!!かわいそうなギロチンザウルス。いきなり無理ゲーになってしまいました。

 そんなわけでデストロンにとってはご愁傷様としか言いようのない展開ですが、次回予告を見ていると宮内洋さんがロープウェー上ですごいスタントを見せています!! これは楽しみですね!!

それでは!!

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