[感想]仮面ライダーV3 第17話『デビルスプレーは死神の武器』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

新婚カップルを狙う卑劣な怪人登場!!

第17話『デビルスプレーは死神の武器』

登場怪人:スプレーネズミ、クサリガマテントウ

脚本:島田真之
監督:田口勝彦

放送日:1973年6月9日

あらすじ

 ユリ子と明雄は結婚を控えた若いカップルだったが、経済的な理由から結婚式を挙げることはできそうになかった。 二人が他人の結婚式を眺めていると、神父が声を掛けてきて無料で式を挙げさせてくれるという。 しかし、その条件は『式の場所も時間も誰にもしらせないこと』という奇妙なもので、ユリ子の頼みで友人である純子ただ1人のみが参列することとなった。 だが、これはデストロンのワナであった。 3人はスプレーネズミのデビルスプレーの実験台とするために教会へおびきよせられたのだった。 絶対絶命となった彼女たちだったが、参列者が純子1人のみというところに疑念を抱いて警戒していた志郎が駆け付ける。 なんとか3人を救出するが、明雄はデビルスプレーを浴び高熱をだして昏倒してしまう。 このデビルスプレーとは病原菌を用いた生物兵器であり、デストロンはこれを東京中に巻き散らして市民を虐殺する計画を立てていたのだった。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
  • 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。
  • 高瀬ユリ子(堀越光恵):純子の友人で明雄の婚約者。経済的理由から結婚式を挙げることを諦めていたが、道端で神父に声を掛けられ無料で式を挙げることになる。
  • 市村明雄(堀部隆一):ユリ子の婚約者。ユリ子とともに神父に声を掛けられ無料で式を挙げることになる。

感想・解説(※ネタバレあり)

固くて伸びてスプレーもできる!便利なスプレーネズミの腕

 今回最初に登場するのはスプレーネズミというスラム街のお子様ランチみたいな組み合わせの怪人です。 その名の通りスプレーで生物兵器をバラまくというロクでもない怪人なのですが、このスプレーが出る腕は優れもので、頑丈かつ伸縮可能という物理攻撃武器にもなります。 また握力も強い様で人間くらいなら簡単に絞め殺してしまえるほどの力があります。 なかなか便利な武器を持つ怪人ですが、V3にはパンチがまるで効かず劇中ではスプレーするだけの地味な怪人という印象でした。

町中でユニフォーム(?)のまま乗用車を乗り回してしまう戦闘員

 今回志郎が結婚式を怪しんだ理由の一つは河原でデストロンの戦闘員を見かけたことです。 というのも河原で何をしていたのか知りませんが、あの全身タイツで道路に二人も出てくるもんだから志郎に一瞬でバレてしまいます。 恐らく神父に化けたスプレーネズミが声を掛けたユリ子と明雄をつけていたんでしょうけれども、ひょっとして尾行ヘタクソなのかな? もしくはみんなあの格好をしているアジトに長く居たせいでシャバの空気を忘れっちまったのか・・・。

効率が悪すぎるデビルスプレー散布計画

 今回のドクトル・ゲーの野望はデビルスプレーを東京中に巻き散らすことです。 しかしながら劇中で見る限りスプレーネズミたった1人で、しかも噴射量が少なくあまり遠くまで飛ばないスプレーでそこらへんにいる人にかけるという極めて非効率な作戦になっています。 あまりにも射程が短くて逃げていく女学生は戦闘員が取り押さえて連れてこなければならない始末・・・これそのうち身内の戦闘員にもかかっちゃってグダグダになるやつですよォ・・・(;´Д`) 

 エピソード後半ではもう一人の怪人『クサリガマテントウ』が登場!! デストロンからの離反者に化けてセントラルスポーツに侵入する狡猾なやつです!! 次のエピソードでの活躍に期待ですね!!

・・・普通に怪人が訪ねてくるあたりセントラルスポーツってもはや秘密基地じゃないですよね・・・。

それでは!!

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