[感想]仮面ライダーV3 第18話『悪魔の裏切り あやうしV3!』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

前回教会の爆発に巻き込まれてしまったV3は生きているのか!?

第18話『悪魔の裏切り あやうしV3!』

登場怪人:スプレーネズミ、クサリガマテントウ

脚本:島田真之
監督:田口勝彦

放送日:1973年6月16日

あらすじ

 ドクトル・ゲーの策略によって教会ごと爆破されてしまったV3は、クサリガマテントウによって捕獲されアジトへと連れ去られた。 絶体絶命の危機に陥った志郎だったが機転を利かせて危機を脱し、デビルスプレーの解毒剤の製法を入手してユリ子を救出する。 しかし、後を追ってきたクサリガマテントウとスプレーネズミの2体を同時に相手にして再びピンチに陥ってしまう。 クサリガマテントウに足を絡めとられ万事休すかと思われたが、スプレーネズミが突然味方のクサリガマテントウを攻撃、クサリガマが手からもげてV3はまたしても危機から逃れる。 その後形成が逆転しV3はスプレーネズミの撃退に成功、残されたクサリガマテントウは自分を捨てたデストロンを裏切ると言い出す。 デストロンのアジトにある解毒剤の場所まで案内するというが果たしてクサリガマテントウは本当にデストロンを裏切ったのだろうか。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
  • 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。
  • 高瀬ユリ子(堀越光恵):純子の友人で明雄の婚約者。経済的理由から結婚式を挙げることを諦めていたが、道端で神父に声を掛けられ無料で式を挙げることになる。
  • 市村明雄(堀部隆一):ユリ子の婚約者。ユリ子とともに神父に声を掛けられ無料で式を挙げることになる。

感想・解説(※ネタバレあり)

 前話の最後で教会ごと爆破されてしまったV3ですが、建物は跡形もなく吹き飛んでいるのにV3はなんとなく軽傷で済んだようです!! さすが強化人間だぜ!! しかし、あれほどの爆発はこたえたのかデストロンに捕まってしまいます。 台の上に貼り付けにされた志郎の目の前にドクトル・ゲーがあらわれ、手斧を首筋に押し付けられてしまいます。 もはやこれまでか!?と思いきや、突然クサリガマテントウののチェーンには3000Vの電流が流れていることを説明し始めます。 V(ボルト)って電圧はなかったっけ? まぁいいや、とにかくドクトルはどうしてもこの能力で志郎を亡き者にしたかった様で、わざわざ志郎の拘束を解いてまでクサリガマテントウにとどめを刺させようとします。 案の定これが大失敗で志郎の機転でチェーンがショートして爆発、志郎はV3に変身して脱出、おまけに解毒薬のレシピとユリ子まで奪われてしまいます。 何してんの・・・?

ドクトルとテントウの裏切り大作戦

 しかしながら、そんな茶番の裏には緻密に張り巡らされた権謀術数が隠されているのです・・・!! その作戦とはV3の前でスプレーネズミがクサリガマテントウを何の脈絡もなく突然攻撃して仲間割れを演出、そしてクサリガマテントウがデストロンを裏切った演技をして懐に潜り込ませるというなんともマーベラスなプランです。 計画通りセントラルスポーツの中に侵入することに成功します。 ・・・まぁ、クサリガマテントウがここに入るのは2回目なんですけどね。 そして偽物だった解毒薬のレシピではなく、本物の解毒薬のありかへ案内するという口実で志郎をアジト内へとおびき寄せます。 ここまではクサリガマテントウの哀愁漂う名演技のおかげもあって首尾よく運びます!! でも・・・

やっぱり欠陥品のデビルスプレー

 罠にハマってしまった志郎は小さな部屋に閉じ込められ、小窓からデビルスプレーを噴霧されるというピンチに陥ってしまいます。 しかし、第17話についての記事でも書きましたが、このデビルスプレーはすこぶる飛距離が短い!! しかも今回のデビルスプレーはどういう訳だか爪の先から出るタイプで、駄菓子屋で撃ってる水鉄砲より出が悪い!! どういう設計してるんですか!? そんなちょろちょろスプレーが運動神経抜群の志郎に当たるはずもなく作戦失敗。 というかもともと志郎は罠だとわかった上で解毒剤目当てに乗り込んできており、こうなることは百も承知だったわけですね。 焦ったドクトル・ゲーはV3に斧を投げつけるも解毒剤の隠し場所にブチ当ててしまい、解毒剤を奪われてしまいます。 結局スプレーネズミは最後の決戦でもいいところが無く、V3キックで金属の腕をへし折られ谷底へ転落して爆発してしまいます。

クサリガマテントウの最後っ屁

 一方のクサリガマテントウは体内にいくらでもしまい込んであるというクサリガマを再び腕にはめ、V3との決戦に挑みます。 しかし、自慢の3000V攻撃は全く効果が無く、パンチを喰らってまたしてもクサリガマを切り落とされてしまいます。 万策尽きたかに思われましたが、最後っ屁の如くテントウミサイルを発射します。 V3が柱の陰に隠れてミサイルをかわしたのを、てっきりV3を倒したと勘違いしてしまったクサリガマテントウは両手を上げて大喜びしているところにV3キックを浴びて絶命します・・・。 哀れ・・・。

さて、このクサリガマテントウの最終決戦の撮影場所ですが、会場のクレーンの様なところで撮影されており、一歩間違えば転落します。 また下が海にだったとしてもあの着ぐるみでは泳げませんので命はないでしょう・・・。 怪人たちは活躍できなかったものの、命がけの撮影の迫力は伝わってくるエピソードでした!!

それでは!!

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