ヴェノムとエディのドタバタラブストーリー?『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

先日、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』を劇場で鑑賞してきたので感想を書いていきたいと思います!!

 前作ではジャーナリストのエディ・ブロックにシンビオートのヴェノムが寄生し、ライフ財団の野心溢れるCEOであるカール・ドレイクの野望を阻止しました。 CGによるヴェノムの生々しい描写と強敵ライオットとの息詰まる戦いといったアクション要素や、今や名優の仲間入りを果たしたトム・ハーディーの名演技が光る作品でした。

相変わらずラブラブの2人

 エディは一作目で婚約者のアンと破局しますが、2人の絆は恋愛感情と別の形で続いており彼女の機転によってエディは窮地を救われています。 普通の映画ならここで彼女とヨリを戻してハッピーエンドとなるはずですが、ヴェノムではそうはいきません。 続編のカーネイジでも2人はヨリを戻していません。 じゃあ、ヴェノムにはもう恋愛要素はないのかというとそんなことはないのです。

だってエディとヴェノムがイチャイチャしてるじゃないですか(迫真)

 『ヴェノム』は実質エディとヴェノムの宇宙規模のラブストーリーなのです!! そのカップルっぷりは2作目でも健在で、2人は些細なことで喧嘩して離れ離れになってはお互いのことが気になって仕方ないというバカップル状態。 そんな二人の間にアンの戻る場所などあろうはずがないのです。 アン本人もヴェノムがまだエディの中に残っていると気づくと『エディをよろしくね』とヴェノムに全幅の信頼を置き、エディの人生を託してしまいます。 元カノ公認の新恋人なんですなぁw

 さて、そのアンはアンで前回自らヴェノムに体を貸してまでエディを救う活躍を見せましたが、今回はエディとの過去の関係がカーネイジに知られてしまい人質にされる大ピンチに陥ります。 そこで今回活躍するのがなんと前作から引き続き登場するアンの新恋人の医師であるダンです! 前作では彼女の元カレではたから見れば狂気の人であったエディを献身的に診察した彼ですが、今回もアンの恋人として登場します。 本作での彼は前作のような誠実さだけでなく、アンのために勇敢さまで発揮しヴェノム+エディのピンチを救います。 彼らとの関係性の変化にも注目です!!

連続殺人犯にウディ・ハレルソンというヤバさ

 今回の敵役クレタス・キャサディ(カーネイジ)にはウディ・ハレルソンが前作のクレジット映像に引き続いてキャスティングされています。 いまや俳優としての地位を確固たるものとしている彼ですが、その出自は波乱に満ちています。 彼の父親は2回にわたる殺人の罪で終身刑の判決が下って刑務所内で死亡、ウディ本人も若いころから相当なワルとして有名で俳優になって以降も何度も暴行事件を起こしては逮捕されるという問題児っぷりで有名です。

 そんな彼を連続殺人犯のクレタス・キャサディ役にキャスティングするというのは、ピッタリというか勇気があるというか・・・汗 でも、思い返してみれば現代版ボニー・アンド・クライドの様な『ナチュラル・ボーン・キラーズ』で強盗殺人犯の役を演じていましたね。 今回の役はあの映画のミッキーとマロリーに通じるところがある気がします。 余談ですが、ウディは『テキサス・レンジャーズ』では、ボニーとクライドを追い詰めるテキサス・レンジャーを演じていました。

ラストの大サプライズ

この作品は最後のクレジット中におおきなサプライズがあります。 ヴェノムがエディにシンビオートの世界を見せようとするところなんですが、突然映像がおかしくなって・・・とここからは秘密です。 ぜひ映画を鑑賞する際はストーリーが終わっても席を立たないでクレジットもご覧になることをオススメします!!

ちょっと物足りない部分も

 本作の悪役はクレタス+カーネイジの他にナオミ・ハリス演じるシュリークがいます。 彼女は口から強力な音波を発して敵を攻撃できるという能力の持ち主で、ベノムシリーズでは初のシンビオート以外の能力者です。 クレタスとのなれそめが作中で描かれカーネイジと行動を共にしますが、イマイチその能力とキャラクターを活かしきれてなかった様な気がします。 ヴェノムとカーネイジの最終決戦では一部その能力を活かしたシーンがあったものの、基本的に彼女の音波は味方であるカーネイジにもダメージを与えてしまうためしょっちゅう使う訳にもいかずおとなしめでした。 またマリガン刑事との因縁にも触れていますが、これはマリガン刑事を巻き込むための設定という感じですね。 多分続編でトキシンを出したいがための仕掛けだったのかなぁ・・・。

作品全体としてはアクションが沢山盛り込まれて、さらにヴェノム、エディ、アン、ダンのやり取りは笑えるところが多く始終楽しむことができる作品でした!! ぜひ映画館で見て欲しい一作です!!

それでは!!

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