カンボジア旅行記③ 四面像の遺跡・バイヨン

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

午前中にシェムリアップ空港に到着後、すぐアンコールワットに行ってきました。 俺ってば超アクティブ笑

↓前回の記事はこちら

ひとしきりアンコールワットを見た後は、トゥクトゥクでアンコールトムへ移動しバイヨンという遺跡へ行きました(´∀`) アンコール王朝の中でも特に有名な王様の一人、ジャヤ・ヴァルマン7世によって建立されたといわれている仏教とヒンドゥー両方の側面をもつハイブリッドな寺院です。

バイヨンの入り口

入口側から見たバイヨン。 大小いくつもの塔がそびえ立っています。 サイズこそアンコールワットには遠く及びませんが、見るものに強烈なインパクトを与える佇まいです。

入り口脇の看板

入口の近くにこんな看板が立っていました。 修復に日本も協力したようです。 他にも多くの遺跡の修復や地雷の撤去などにも日本が協力しています。

遺跡の通用口

この遺跡もほかの遺跡と同じく、壁が何層にもなっており、その中央に中央祠堂が建立されています。

バイヨンの塔

近づいてみると塔の表面の陰影がはっきりと見え、かなり迫力がありますね(´∀`)

壁面のレリーフ(中国からの傭兵)

第一層の壁にはレリーフが掘られています。 特に第二回廊には戦争や一般市民の生活を描いたレリーフが掘られており、クメールの歴史の一端をうかがい知ることができます。 なおガイドさんによると上の写真は中国人傭兵だそうです。 確かに被り物にあごひげ、吊り上がった目など、クメール人やチャンパの描写とはかなり異なった特徴がみられます。

トンレサップ湖での水上戦

こちらは水上戦の様子です。 チャンパ王国はトゥンレサップ湖を通って当時の都であるシェムリアップ付近まで進撃してきました。 この画像は迎え撃つクメール側の兵士です。 大きな耳たぶや厚い唇、縄のような装身具が特徴です。

チャンパの兵士たち

そしてこのおかっぱ頭のような兜をかぶっているのがチャンパ王国の兵士です。

仏様からリンガに削り替えられたレリーフ

このレリーフにはもともと仏様の姿が描かれていたそうですが、カンボジアの国教が仏教からヒンドゥーに変わったときに削り取られ、代わりにヒンドゥーの象徴であるリンガのレリーフが刻まれています。

ヒンドゥーの僧侶

同様にこちらにはヒンドゥーの僧侶が掘りなおされています。 この僧侶にしてもさっきのリンガにしても、他のレリーフと比べるとちょっと雑笑

四面像

さらに上層部に上がっていくと観音菩薩の顔が4面に掘られた塔がいくつも造られています。 おそらくこの遺跡で一番有名なのはこの四面像じゃないでしょうか? また4つの面を持つことからブラフマーの顔だともいわれています。 実際建立したジャヤヴァルマン7世の時代はヒンドゥー教が主流となっていましたが、国王自身は仏教徒でありどちらにも解釈出来るように作ったとも言われています。

ジャヤヴァルマン7世?

なお、四面像の顔はジャヤヴァルマン7世がモデルになっているともいわれています。 確かに厚い唇や大きな目はクメール人の特徴ですね。

中央祠堂内部

中央祠堂の内部はかなり暗くなっています。 その中央に仏像が祭られ、今も地元の人々が手を合わせにやってきます。 我々にとっては観光地ですが、現地の人々にとっては今でも現役の寺院なんですねぇ~ だからこそ我々旅行者もちゃんと敬意を払う必要があります。 むやみに騒いだりするのは厳禁です。

さよならバイヨン

この後はバイヨンを出てタ・プロムに向かいます(・∀・)

それでは、また!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です