[感想・解説]ウルトラQ 第25話『悪魔っ子』(1966年)

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。

人間が帯びている微弱な電流と催眠術が少女を悪魔へと変える・・・。 結構怖いエピソードでした。

第25話『悪魔っ子』

登場メカ・兵器:超短波ジアテルミー

脚本:北沢杏子
監督:満田かずほ
特殊技術:川上景司

放送日:1966年6月19日

あらすじ

最近明け方に謎の交通事故が多発していた。 奇妙なことに事故現場では白い女の子が目撃されており、さらに事故に遭った人はその際に何かを紛失しているのだという。 しかもそれは大層なものではなく懐中電灯や人形などのごくつまらないものばかりであった。 江川博士はこの白い女の子は、事故現場の近くで行われている魔術ショーで催眠術を掛けられると幽体となって箱から出てくる女の子リリーの精神体ではないかと考えた。 体質的に強い電気を宿している人間は催眠術にかかりやすく、シナプス破壊現象が起きて精神と肉体が分離するというのだ。 リリーの精神体は夜な夜な肉体を抜け出しては本人もあずかり知らぬうちに欲しいものを手に入れていたが、ついに精神体は肉体を連れ出しその殺害を図ろうとしはじめる。

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キャスト

  • 万城目淳(佐原健二):星川航空のパイロット。正義感が強く人を助けるために命をかけることもある。
  • 江戸川由利子(桜井浩子):毎朝新報のカメラマン。上司から厚い信頼を置かれており、万城目とコンビを組んで事件を追う。
  • 戸川一平(西條康彦):星川航空の見習いパイロット。いつも万城目や由利子にからかわれている。
  • 一の谷博士(江川宇礼雄):万城目らに協力している科学者。あらゆる分野の科学に精通している。
  • 関デスク(田島義文):毎日新報社会部のデスクでかなりのやり手。由利子に厚い信頼を置いている。
  • 相馬記者(加藤春哉):毎日新報社会部の記者。臆病な性格でなかなかチャンスをものにできない。
  • 杉本カメラマン(宇野晃司):相馬とコンビを組んでいるカメラマン。飛行機事故で命を落とす。
  • 赤沼(小杉義男):魔術師でリリーの父親。生まれつき不眠のリリーに毎晩催眠をかけて寝かせている。
  • リリー(坂部紀子):赤沼の娘で催眠術で精神を分離させ、箱から脱出するという芸を披露している。
  • (宮田芳子):刀の曲芸師。ヒスイの首飾りをリリーが欲しがったあとに命を落とす。

感想・解説(※ネタバレあり)

 とてもホラーなエピソードでした。 リリーちゃんの笑い声は夢に出てきそうです(;´Д`) 催眠術による幽体離脱(?)に対して、人体電気を用いて科学的な説明を付けていました。 まさにSFホラーといった内容です。 しかし、あんな実験に突然付き合わされた一平ちゃんは可哀想ですね(笑)

 催眠術であらわれた精神体はリリーの人格が抜け出たというよりも、リリーの欲求だけが飛び出したかの様な存在でした。 欲しいものがあれば持ち主の命を奪ってでも手に入れるという無邪気さは却って子供ならではかもしれません。 仮にリリーが大人だったとするともっと金目のものだったり、憎い人間を手に掛けたり単純な物欲では済まなかった様な気がします。 たとえば自分の精神体があらわれたら・・・おそらくラーメンとか梯子してる気がします!カロリー気にしなくてよさそうなので(笑)

 このエピソードでは杉本カメラマンが犠牲になります。 小型飛行機で移動中に由利子の予言通り指輪を欲しがったリリー精神体によって乗機を墜とされ、そのまま墜落ししてしまいました。 劇中で散々新婚である旨を強調した挙句に死亡させる脚本にはいささか意地悪さを感じましたね。 しかもこの杉本カメラマンは22話にも登場しているので1話限りのキャラクターではないんですよ。 それでも容赦なく死なせるんですからなかなか思い切ってますよね。 刀の曲芸師の珍に至ってはネックレスの存在でいきなり死んだことが明かされます。 30分に収めるためには仕方なかったのでしょう。

それでは!!

総天然色 ウルトラQ 公式ホームページ

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