こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。
初代ウルトラマンの記念すべき最初のエピソード『ウルトラ作戦第一号』のレビューです(゚∀゚)
ウルトラマン 第1話『ウルトラ作戦第一号』
登場怪獣:宇宙怪獣ベムラー
脚本:関沢新一、金城哲夫
監督:円谷一
特殊技術:高野宏一
放送日:1966年7月17日
キャスト
- ムラマツ隊長(小林昭二):科学特捜隊極東支部ムラマツ班の隊長。隊員からはキャップと呼ばれている。ときに優しくときに厳しく隊員たちをまとめる。
- ハヤタ隊員(黒部進):科学特捜隊の隊員。任務中に赤い球体と衝突して落命するが、ウルトラマンと融合することで生還する。
- アラシ隊員(石井伊吉):科学特捜隊の隊員。怪力の持ち主で射撃も名人級の腕前。しかし、直情的な側面もある。
- イデ隊員(二瓶正也):科学特捜隊の隊員。お調子者だが兵器開発で右に出るものはいない。
- フジ隊員(桜井浩子):科学特捜隊の隊員で紅一点。普段は本部で通信係についているが、現場にでることもある。入隊以来ほとんど休んでいない。
あらすじ
湖の上空に青色と赤色の光る球体が出現する。 たまたま付近をビートルでパトロール飛行中であった科学特捜隊のハヤタ隊員は、謎の球体の追跡を行うも赤い球体と空中で衝突し機体は墜落してしまう。 翌朝科学特捜隊の他の隊員たちによって付近の捜索が行われるが、そのとき湖より怪獣ベムラーが出現するのだった。
[広告]感想(ネタバレあり)
ウルトラマンといえば日本人なら大抵知っているスーパーヒーローなわけですが、初代をちゃんと見たことがある人って意外と少ないんじゃないでしょうか? 少なくとも僕の世代は当時生まれてないのでリアルタイムで見るのは不可能ですし、小さい頃にソフト化されてはいたもののその頃はVHSしかなかったので価格が高くて簡単に見られるものではありませんでした。
バルタンやゼットンだけじゃない!魅力的な怪獣たち
それでも今に至るまで総集編や特番がたくさん組まれたり、現代のウルトラマンに昔の怪獣が登場したりするので、最近の子供たちでもバルタン星人やゼットンなどは知っている様ですね(`・ω・´) しかし、初代ウルトラマン全話を見るとそれらの有名な怪獣以外にもたくさんの魅力的なキャラクター達がいる事がわかります。 この第1話に登場するベムラーも個人的には好きな怪獣ですね。このベムラーは記念すべきウルトラ怪獣第1号なわけですが、これがまたなんとも間抜けな顔をしているわけなんです笑
↑ベムラーさんのお顔。 キャプチャ画像とかを貼ると怒られそうなので私の下手なイラストでご容赦ください笑 ハヤタの乗った特殊潜航艇S16号を加えているところです。目の焦点が合ってないのがまたかわいい笑 しかも大して強いわけでもなく、ウルトラマンにボコボコにされた上に湖に放り込まれ、尻尾を巻いて逃げようとしたところをスペシウム光線で爆殺されるというなんとも残念な怪獣でした。 せっかく脱走できたのに・・・。
でもそんなしょうもないところが憎めないという笑
h4吹き出し(赤)
また怪獣もさることながら、科学特捜隊の面々も個性的でいいですねヾ(o゚ω゚o)ノ゙
(ウルトラマンのカラータイマーが点滅しているのを見て)
アラシ隊員『ありゃなんだ!?』
イデ隊員『危険信号でしょう。赤ランプは万国共通ですからね(真顔)』
キャップ『そんなことわかるもんか(怒)』
それに加え・・・、
隊長の許可なく録音を止めようとするフジ隊員、
隊長の許可なく潜水艇を湖まで運んでしまうフジ隊員、
基地の司令室に一般人の子供をいれてしまうフジ隊員・・・。
・・・大丈夫かこの娘・・・?
後々、フジ隊員は初めての休暇中に怪獣に追いかけられたり、操られてアラシに睡眠薬を盛ってしまったり、巨大化させられて町を破壊してしまったりと散々な目にあいますが、それはまた別のお話。
今は配信でもDVDレンタルでもこういった古い作品が簡単に見れる時代になりました。 現代のCGできれいに仕上げられたウルトラマンも面白いですが、古い作品には特撮スタッフの創意工夫がちりばめられています。 『CG無しでどうやって撮ったんだろう??』と思ってしまう様なシーンも多々あります。 最初のタイトル映像からしてどうやって撮ったのか想像もつきません笑 大人になった今、そういう観点から見直すのもすごく面白いなぁと思いました。
小ネタ
この『ウルトラ作戦第一号』は放送順では1話目でしたが、実際に制作された順番としては5番目でした。 そのためこれより前に制作された第2,3,5,7話と比べると俳優陣の演技にも安定感がみられます。 特にイデ隊員のキャラクターが第2話や第5話ではかなりコミカルに描かれているのに対して、第1話では少し抑えめのキャラクターに固まりつつあったようです。 なので放送順で観るとイデ隊員がすごく情緒不安定に見えるかもしれません笑 でもそれは制作陣、俳優陣の試行錯誤の跡なのですねぇ。
それでは!!