[感想・解説]Xファイル シーズン7 第14話『呪い』

The Truth Is Out There!!
こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回は黒魔術をテーマにしたホラーエピソードです((((;゚Д゚))))ガクブル

  • 監督:クリス・カーター
  • 脚本:クリス・カーター
  • 原題:『Theef』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★★★ ビリー・ドラゴの怪演が光っています!
  • グロ度 ★★★★★ かなりグロいシーンがあるので注意!!
  • 謎度 ★★☆☆☆ 黒魔術自体は不思議ですが、動機と犯人は明らかです。
  • ホラー度 ★★★★★ 正統派ホラー!!
  • コミカル度 ☆☆☆☆☆ シリアスです!!

あらすじ

カリフォルニア州マリン郡、ロバート・ウィーダー医師は成功した医師であった。 ある夜本年度最優秀医師賞の獲得を家族で祝い、一緒に帰宅した義理の父アーヴィンもロバートの家に一晩泊まることとなった。 しかし、夜中に警報が鳴り目を覚ましたロバートが様子を見に行くと、アーヴィンが玄関で首を吊って死んでいた。 そして壁には『Theef』と血文字が残されていた。 ベッドに残された土の跡からモルダーは黒魔術による呪殺を疑うが、ロバートは相手にしなかった。 すると今度は犯人の魔手がロバートの家族へと伸びるのだった。

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登場人物・キャスト

  • ロバート・ウィーダー(ジェームス・モリソン):本年度最優秀医師賞を獲得した医師。その祝いの夜に悲劇が起こってしまう。
  • ナン・ウィーダー(ケイト・マクニール):ロバートの妻。父のアーヴィンが謎の死を遂げ憔悴するが、父を悼む間もなく呪いの被害を受ける。
  • ルーシー・ウィーダー(キャラ・ジェデル):ロバートとナンの娘。父が立派な人物であると信じている。
  • アーヴィン・サルブロ(トム・ダルグレン):ロバートの義理の父。祝いの夜に不可解な死を遂げる。
  • オーレル・ピーティー(ビリー・ドラゴ):黒魔術を使うことが出来る謎の男。何らかの理由でロバートに強い恨みを抱いている。

感想・解説

結構ストレートなホラーでした。 覚えのない恨みで家族に次々呪いが掛かるというホラーの王道ともいえるストーリーになっていました。 また途中で大家が部屋で死体を発見し、慌てて部屋を出ようとするとそこに犯人の男が!というパニックホラーの定番シーンもありました。 しかし、シーズン2の『胃液』もそうですが、Xファイルに出てくる大家さんって結構勝手に家に入りますよね・・・ダメなんじゃないのそれ(笑)

豪華な俳優陣に注目!

このエピソードの特筆すべき点としてゲストの俳優陣が挙げられます。

まずロバート役のジェームス・モリソン。 この方は後々24シリーズでブキャナン役を務め人気となります。 誠実そうな医師役が非常にマッチしていました。 ロバートというキャラクターはモルダーが呪いなどと言い出してもそれを強い言葉で否定せず、それとなく自分と同じ医者であるスカリーに話を振る様なよくできた人間性を持った医師です。 モリソンの端正な顔立ちと落ち着いた演技がぴったりとハマっていました。

そしてもう一方オーレル・ピーティー役のビリー・ドラゴ。 インパクトのある風貌ですが、この方といったらなんといってもアンタッチャブルのニッティ役が印象深いですよね!! あの危なっかしいナイフみたいな目はこのエピソードでも健在でした!! オーレルは文明から隔絶された環境にいた様で、病院のシーンでは自販機の使い方がわからなかったり、電子レンジに感動したりと異様な行動をとります。 その一つ一つを不気味にいささか気持ち悪く演じていました。 プールサイドで人形に呪文を詠唱するところとかヤバさしか感じなかったです汗 存在感が圧倒的すぎます(笑)

この両者のゲスト出演のおかげで作品の厚みが増していた様に思います!!

※ここからネタバレあり!!

ナンの受難

ナンがひたすら気の毒でしたね(;´Д`) 夫ですら恨まれる理由がわからなかったのですから奥さんはなおさらどうしてこんな目に合うのかわからなかったでしょう。 ナンが自宅で病気を発症するときの映像はスゴイですね・・・CGだと思うのですがめちゃくちゃ気持ち悪いです! またそのあとMRIの中で焼け死んだあとの焼死体もすさまじい見た目になっています・・・。 悲惨すぎるわ!!( ;∀;)

”Theef”はスペルミス?それとも・・・

オーレルとリネットのピーティー親子はアパラチア地方の貧困地域の出身で、そのために教養がなく本来”Thief”と書くべきところを”Theef”とミススペルしているという設定の様です。 ただ、実は古くは”Theef”とスペリングしていたそうで製作側はそこも織り込んでいたのかもしれませんね。 先述の通りオーレルは文明から切り離された世界で生きていたと思われるので、アーミッシュの様に古い生活様式を残していたとしたら古いスペリングが残っているかもしれない・・・というのは考えすぎですかね(;´∀`)

オーレル瞬間移動もできちゃう説

疑問なのはそんな文明の利器を知らないオーレルがどうやってロバートのところや山荘へ移動したのかという点ですね。 かなりスピーディーに移動しているので劇中で描写はありませんでしたが、車を使っているんでしょうか? それともロバートのもとに最初に現れた時忽然と姿を消した様に、黒魔術で瞬間移動までできるのでしょうか? そこはちょっと不思議なところでした。

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