[感想・解説]Xファイル シーズン1 第6話『影』

こんにちは!!おのまとぺ(゚∀。)です!!
今回は心霊的なエピソードですよ~

いらすとやさんより
  • 監督:マイケル・ケイトルマン
  • 脚本:グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン
  • 放映日:1993年10月22日

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★★☆
  • グロ度 ★★★★☆ 風呂に血が広がるシーンとかちょっとエグいですねぇ
  • 謎度 ★☆☆☆☆ 犯人も動機も明らかです
  • ホラー度 ★★★★☆ 心霊系なのでホラー要素は強めだとおもいます
  • コミカル度 ☆☆☆☆☆ シリアスですねぇ
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登場人物

  • フォックス・モルダー(デビッド・ドゥコブニー):FBI特別捜査官。局内では変人扱いされているが、非常に優秀な捜査官。
  • ダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン):FBI特別捜査官。医師の資格を持っているモルダーの相棒。
  • ローレン・カイト(リサ・ワルツ):HTG社に勤める女性で、死んだハワードを親の様に慕っていた。ハワードの死以降、身の回りで起こるポルタ―ガイスト現象に悩まされている。
  • ロバート・ドーランド(バリー・プリマス):HTG社の役員。かつてハワードとともにHTG社を立ち上げた。
  • ハワード・グレイヴス:HTG社の役員だったが自殺により死亡した。かつて幼い娘を亡くしており、同じくらいの年齢のローレンを娘の様にかわいがっていた。

あらすじ

 フィラデルフィアの路地裏で強盗2人組の死体が発見される。 この死体は異常な点が多く、まず死亡確認から6時間経過しても体温が維持され、また多量の静電気を帯びており筋肉の異常反射が収まらなかった。 そして、何の外傷もないのに首の骨が握りつぶされたかの様に粉々になっていたのだ。 その後、近くのATMの監視カメラ映像を調べると死亡直前にローレン・カイトという女性を襲撃していたことがわかった。 そしてそのビデオをよく見ると、被害者のローレンの背後にもう一人謎の人物の影が映っていた。

感想・解説(※ネタバレあり!!)

 今回は心霊系エピソードでホラー的要素が盛り込まれていました。

 ただ、幽霊といってもいわゆる悪霊のようなものではなく、どちらかといえば守護霊的な存在としてローレンのことを超常的な力で守っていました。 しかし、その力はあまりにも強く、簡単に他人を殺してしまうほどです。 なので、ローレンは自分の大切な人が自分を守ってくれているとわかっていても、恐ろしく感じてしまったわけですね。

 たしかにいくら自分を守ってくれる存在だとしても身の廻りで超常現象が起こり、惨たらしく人が殺害されてしまうのは恐ろしいですよね。 そのため彼女はHTG社を退職して町から引っ越し、ハワードの霊から逃げようとしますが、彼の自殺がロバートによる偽装であったと知り彼に立ち向かいます。

おい!ロバートこの野郎!!

 思いっきり人相の悪いロバートですが、やっぱり悪党でしたね! テロ組織と不正な取引を行い、ハワードを殺害し、ローレンまで手にかけようとしていました。 この野郎!w 壁紙の中に不正の証拠となるフロッピーを隠しており、会社が強制捜査されたときも余裕しゃくしゃくの表情でしたが、ブチギレハワードゴーストの前には無力で、見事壁紙を切り裂かれてモルダーにフロッピーを見つけられてしまいました。 当時はまだ9・11が起きていないので、テロ組織と取引があってもいきなりグアンタナモへGO!みたいなことはないのでしょうが、相当に重い量刑になったであろうことは間違いないですね!

霊は電気的な存在であるという設定

 ハワードの霊はローレンを守るために暴れまくりますが、犠牲者に共通するのは静電気です。 最初にローレンを襲った二人組はもちろん、勝手に操作されたモルダーたちの車も静電気を帯電していました。

 これらのことからおそらくハワードの霊は電気的な存在だと推測できますが、もし暴徒が全身ラバースーツの変態だったらどうなっていたのでしょうか? 絶縁されているものでも骨を折ることができるのか気になりますね(僕だけですか?)

物騒な世の中なのに実に不用心なローレン

 ローレンは給与をATMから降ろす際に襲撃されていますが、どう考えてもあんな裏路地みたいなところで夜に現金を下ろすのは危険極まりないですよね・・・。 ATM使ってりゃどう考えたってお金持ってるんですから、人通りの少ない場所と時間帯に女性一人だったら襲ってくれと言ってるようなもんですよ汗

 またローレンの家をモルダーとスカリーが訪問した際、ドアにロックが掛かってないんですよね。 しかも一応カギはついているものの、公園の公衆便所か小学校の用具入れくらいでしか見かけない様な簡素なロックです。 こんなん体当たりしたら一撃で壊れるでしょ・・・。

 その後、ロバートの手の者が襲撃に来た際は夜だったからか一応カギはかかっていました。 しかし、のぞき穴で来訪者の顔を確認することもせずロックを開けてしまいます。 モルダーを待っていたとはいえ一応顔くらい確認しようよ~ そりゃもうハワードの霊も慌てて椅子をすっ飛ばしてでもドアを閉めますよねw たぶん事件解決度もハワードの霊の心配は尽きないでしょうねw 安らぎとは・・・?

トリビア①:ハワードの謎

 死亡したハワードについては冒頭で2週間前に自殺したと言及されてり、ローレンが襲われたときに使っていたATMの表示によるとその日が『1993年9月22日』なので、ハワードの死亡日は大体9月8日あたりとなるはずです。 しかし、墓石には『1993年10月5日』と刻まれています。

 また演じた俳優も調べた限りではよくわかりませんでした。劇中では写真でしか登場しないのでノンクレジットなのは仕方ないのですが、英語で検索しても出てこないので俳優なのか一般人なのかすらわからずじまいです(;´Д`)

トリビア②:駐車場のステンシル

 ハワード専用の駐車場の名前を書き換えようとする作業員をローレンが叱責するシーンがありますが、このとき作業員が持っているステンシルをよく見ると『Tom Braidwood』となっています! これはローンガンメンの一人、フロヒキーを演じるトム・ブレイドウッドの名前です。

それでは!!

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