[感想]仮面ライダーV3 第16話『ミサイルを背おったヤモリ怪人!』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

ダブルライダーが山中に隠したV3の致命的な弱点が明らかに!?

第16話『ミサイルを背おったヤモリ怪人!』

登場怪人:バーナーコウモリ

脚本:鈴木生朗
監督:塚田正煕

放送日:1973年6月2日

あらすじ

 旅客機がミサイルヤモリの攻撃によって爆破される。 その様子をたまたま目撃してしまった釣り人二人はミサイルヤモリに見つかってしまい、一人は殺害されもう一人は海に転落してしまう。 しかし、海に転落した釣り人は漁師の船によって救助されて一名をとりとめた。 釣り人は漁師にヤモリの化け物について必死で説明するが全くとりあってもらえない。 しかし、船に乗っていた漁師の孫が少年ライダー隊の隊員であったため、すぐさま本部へと目撃者について報告する。 これを傍受していたデストロンは目撃者抹殺のためミサイルヤモリを再度送り込む。 デストロンの罠によって3人ともデストロンのトラックに乗せられてしまうが、V3が駆け付け目撃者の釣り人を救出する。 しかし、漁師とその孫は連れ去られ、さらにミサイルヤモリが川崎の石油コンビナートを爆破しようとしていることが発覚する。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
  • 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。

感想・解説(※ネタバレあり)

いつもより火薬マシマシ!!

 登場する怪人がミサイルヤモリということできっと火薬をどんどん使うんだろうな・・・とは思っていましたが、今回のエピソードに関しては想像以上でしたw 生身の風見志郎であろうと、変身後のV3であろうと、さらにはバイクに乗っている途中でもドッカンドッカンと爆発させています!! いくら火薬好きの宮内洋さんとはいえこれはやりすぎだろう!と思わずにはいられない爆発量です! 恐れ入りましたw

 さらに今回はバイクスタントもかなり気合の入ったものになっており、バイクで川崎の石油コンビナートへと急ぐ風見志郎にデストロンの戦闘員が道路にロープを張るという姑息かつシャレにならない攻撃を繰り出します汗 それをおそらく宮内さんご本人がバイクの上に寝たり、バイクの片側へ片乗りで隠れたりとスリリングなスタントを披露し、そしてバイク上での変身を披露します。

一度は敗退するもなかなか手ごわいミサイルヤモリ

 今回の敵怪人はミサイルヤモリです。 名前の通りミサイルを発射できるヤモリの怪人で、背中に背負ったミサイルははるか上空を飛ぶ旅客機をも撃墜できるほどの火力を持っています。 手からも小型ミサイルを発射することができ、遠距離中距離に対応できる高火力の怪人です。 しかし、近距離の戦闘に難があり、事実V3に組み付かれてしまうとどうすることもできず、一時退却しドクトル・ゲーに怒られるという失態も見せています。 ですが後半では格闘もかなり頑張っており、高所での格闘シーンはかなり肝を冷やします。 またこの格闘の最中に超至近距離からV3にミサイルを発射するという戦法をとっており、結構バラエティ豊かな戦いかたのできる怪人でもありました。

どうしても目撃者を消したいドクトル・ゲー

 今回は冒頭の旅客機撃墜のシーンで釣り人2人に目撃されてしまいます。 ミサイルヤモリは目撃者のうちの一人を首尾よく始末したものの、もう一人については取り逃してしまいます。 結果その目撃者の釣り人は漁師に助けられ陸地へと連れて行ってもらいますが、その情報を聞きつけたドクトル・ゲーはなんとしてもこの目撃者を倒そうとミサイルヤモリを再び送り込みます。 しかし、たかが一人の目撃者にここまでする必要があるんでしょうか・・・? 別に法廷で不利になるとかそんなの気にしないでしょ? そしてデストロンの戦闘員が運転しに変装し、負傷した釣り人と救助した漁師たちをトラックに乗せることに成功します。 しかし、そこでミサイルヤモリが姿を現してしまったもんだから、目撃者が2人増えてしまいました!! そりゃ目立つところで活動したら目撃者増えちゃうって!! しかもなんだかんだでもともと始末したかった釣り人には逃げられてもうグダグダだよ!! デストロン、特にドクトル・ゲーはリスクマネジメントを学んだ方がいいかもしれません。 これSNSとかやったら結構炎上させちゃいそうなタイプですよ。 

それでは!!

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