殺し屋の安全を守れ!?『ヒットマンズボディーガード』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回は2017年の映画『ヒットマンズ・ボディガード』のレビューです!!

殺し屋のボディガード?異色のコンビによるアクションコメディ!!

映画でヒットマン(殺し屋)といえば普通は一匹狼で行動し、時には自分が命を狙われることもあります。 ですが、殺し屋はそもそもがアウトローな存在なので警察も守ってくれないし、警備を雇うこともありません。

本作ではそこを逆手にとって一流の殺し屋を一流のボディーガードが警護するというユニークな設定を生み出しました。 タイトルを見ても製作陣はこのアイディアを『してやったり』と思っていることでしょう。

随所に笑いが散りばめられていてクスッと来る

主演の2人はどちらもハリウッドでの素晴らしいキャリアの持ち主で、コメディもアクションも多数出演してきた実力者です。 まるでキャラクターの違う二人を演じ切り、また息の合った軽妙なやりとりを見せてくれます。 また助演のサルマ・ハエックはその美貌からは似つかないようなキタナイ言葉をスペイン語で吐きまくる強烈キャラを演じています。 サルマ・ハエックも『バンディダス』みたいなコメディとアクションの混ざった作品に出演経験がありますね。

主役のマイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)とダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)は、それぞれボディガードと殺し屋という立場の違いだけでなく、さらに性格まで全く違います。 緻密に計画を立てスマートにことを運びたいマイケルとその場の直感で動きゴリ押しで物事を推し進めるダリウス。 また、ダリウスとマイケルの間には以前から因縁があり、マイケルは何度もダリウスから命を狙われていたので最初は衝突しまくります。 この衝突でのやりとりが毎回おかしくてとても笑えます! しかし、そんな衝突ばかりだった二人も、一緒にピンチを切り抜けるうちにそれぞれの強みを生かしてカバーし合うようになるという展開です。

映画内だけでなくプロモーションでも笑いをとってくれました!! これはケビン・コスナー主演の名作、『ボディーガード』のポスターでは・・・?

と思いきやなんとマイケルがダリウスをお姫様抱っこしているパロディポスターです! 二人の表情が何とも言えませんwww

↓ちなみに本物はコチラ↓

コメディとはいえアクションも手抜きなし

先述のとおり、ライアン・レイノルズもサミュエル・L・ジャクソンもアクションの経験あります。 ライアン・レイノルズは何といっても『デッドプール』、サミュエル・L・ジャクソンはMCUの各作品を始め『シャフト』などでもアクションをやっています。 本作はその中でもかなりアクション性の高い映画だと思いますが、銃撃戦から格闘、カーチェイスまでコメディ映画とは思えないクオリティで描かれています。 様々な銃器が登場し、様々なシチュエーションで銃撃戦&格闘が行われ、カーチェイスに至ってはもう『カー』だけではなくボートからバイクまで登場して銃撃戦をやりながら町中を暴走します!! これがなかなかスゴイ迫力でした!!

何も考えないで見てください

敵対していたはずの二人がドタバタの中で絆を深めるというストーリーはいいのですが、気づけばダリウスがマイケルの恋バナの相手までしているというちょっと関係性の深化が急速すぎるきらいもありました。 でもンなこたぁどうでもいいんです! わー、銃を撃ちまくってる! わー、車が追いかけっこしてる!! わー、建物ふっとんだ!!! くらいの感じで頭空っぽにして楽しんでください笑 そんな映画でした!

なお、2021年8月には続編も出るそうですので楽しみですね!!

それでは!!

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