[感想・解説]ウルトラセブン 第04話『マックス号応答せよ』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。

今回はウルトラ警備隊の最新鋭の原子力船が忽然と姿を消してしまうエピソードです。

第04話『マックス号応答せよ』

登場怪獣:ゴドラ星人
登場メカ・兵器:ポインター、マックス号、ウルトラホーク1号、ウルトラホーク2号、ウルトラガン


脚本:山田正弘、金城哲夫
監督:満田かずほ(※禾に斉)


放送日:1967年10月22日

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あらすじ

北太平洋のある地点で連続して艦船が行方不明となる事件が発生する。 調査のために地球防衛軍の誇る最新鋭艦マックス号が派遣される。 ウルトラ警備隊からはアマギとソガが同行することとなった。 ダンは二人をポインターでマックス号へ送り届けた帰りに、罠にかかってウルトラアイを盗まれてしまう。 一方マックス号も他の艦船同様姿を消してしまう。 これはセブンを変身できなくさせた上で、さらには地球防衛軍がマックス号の捜索のために手薄になることを狙ったゴドラ星人の作戦だったのである。

感想(※ネタバレあり)

このゴドラ星人のデザインは本当に秀逸だと思います! 細長い顔の先端の方にちょこんと着けられた光る眼、ベストを着ている様にも見えるオシャレな赤い模様など一度観たら忘れられない見た目ですね~!!(ペガッサ星人とちょっと似てるような気がするのは内緒)

そしてこのゴドラ星人はなかなかの策士でした。 彼らの作戦は特定の海域で船を行方不明にさせることでマックス号を調査に向かわせて、それも誘拐することで地球防衛軍がその捜索のために戦力を出して地球の防御を手薄にするという寸法です。 しかし、実際には地球防衛軍の戦力を割かせるどころか、ウルトラホーク2号にあっさり見つかってしまいます・・・。 なので実際に捜索に割いた人員は2名のみということになりますね。 ゴドラ星人無念!!

さてゴドラ星人の特徴ですが、『普段は人間サイズだが巨大化も可能』『人間そっくりに変身可能』『マックス号に複数いる』といったところでしょうか。 特に変身能力は厄介でダンもこの能力のせいでウルトラアイを盗まれ、ウルトラ警備隊も全滅の危機に瀕することになります。 しかし、よくわからなかったのはゴドラ星人の乗ってきた宇宙船はどこにあったんでしょうね? まさか生身で広大な宇宙を飛んできたわけではないでしょうし、どこかに母船があってそれを使って船舶を宇宙に引っ張り上げてたんでしょうから、おそらく近くの軌道にでもいたんじゃないかと思うんですが・・・。 マックス号よりそっちの母船を吹っ飛ば差ないとダメだったんじゃないの?汗

あと今回ダンはいいとこなしでしたね(´・ω・`) マックス号に乗ってみたいと子供みたいなことを言ったらアマギ隊員に怒られ、美女の手伝いをしてあげようと思ったらブン殴られて失神、うかつにゴドラ星人に詰め寄ったら謎のカプセルに閉じ込められ・・・といった具合です汗 もうちょっとがんばろうぜセブン・・・。

一方でフルハシはウルトラホーク2号で宇宙空間に漂うマックス号を発見し、アマギは観測用ロケットで時限爆弾の存在を命がけで知らせ、キリヤマ隊長が時限爆弾を解除するなど、ウルトラ警備隊の面々が活躍していました。 ダンがカプセルから脱出できたのもアンヌのくれたお守りのネックレスのおかげですからね! ウルトラガンで撃っちゃいましたけど(;´・ω・) さしものセブンも今回はウルトラ警備隊に助けられた形となりました。

宇宙空間を漂っていたマックス号ですが、エピソード最初の方で『この部屋も気密装置になっている』と複線が貼られているんですね~。 だから宇宙空間を漂っていても大丈夫だし、アマギとソガがタケナカ参謀の部屋に入るときも2枚の扉を通っています。 宇宙空間でフルハシがこの部屋に入ってきますが、2枚の扉の間で加圧減圧を行っているんじゃないかと。 また他の乗組員は抵抗したためにゴドラ星人によって宇宙空間へ放り出されてしまったことになっていますので、ほかにもこういった気密の取られた部屋が存在するのかもしれません。 しかし、フルハシ、ソガ、アマギにしてもタケナカ参謀にしても酸素ボンベだけで宇宙空間へ飛び出していける異常体質なので、気密取られてなくても生存できてたかもw

小ネタ・トリビア

  • 本話終盤でキリヤマ隊長とアンヌがセブンのところへ駆けつけるシーンではポインターが2台あるかの様な演出がされているが、撮影用のポインターは実際には一台しかなかった(※1)
  • 満田さんが監督したウルトラ作品としては本話が7番目となる(※2)
  • 本話は主に富士山の麓にある朝霧高原で撮影されている。序盤にダンがゴドラ星人が化けた美女に昏倒させられるシーンも同地で撮られた。(※3)
  • 観測用ロケットを自動運転にせずわざわざ隊員を載せたのはウルトラ警備隊魂の見せ場を作る為(※4)
  • この回ではダンの運転シーンが多かったが、実は当時ダン役の森次晃嗣さんは免許を持っていなかった。そのためポインターをスタッフが後ろから押して動かし、ダンはブレーキだけ踏んで撮影をしていた。(※5)
  • マックス号のミニチュアの撮影は当時砧(きぬた)の東宝スタジオにあった4,000㎡の巨大な特撮用プールで撮影された(※6)
  • 本エピソードのロケ地は山梨県大月(※7)

出典

※1,2,3,4 ウルトラアペンディックスvol.2『「マックス号応答せよ」製作エピソード』にて満田監督談
※5 『ダンとアンヌとウルトラセブン: ~森次晃嗣・ひし美ゆり子 2人が語る見どころガイド~』P.14より
※6 講談社『ウルトラ特撮 PERFECT MOOK Vol.1』 P.31
※7 小学館文庫『セブン セブン セブン アンヌ再び・・・』ひし美ゆり子

ウルトラセブンエピソード一覧

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