[感想・解説]Xファイル シーズン3 第12話『害虫』

Truth is out there!!

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回は苦手な人は完全に無理なお話です・・・汗

  • 監督:キム・マナーズ
  • 脚本:ダリン・モーガン
  • 原題:『War of the Coprophages』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★★☆ 全編フザケまくってますが笑えますw
  • グロ度 ★★★★★ 正直ゴキは無理!!
  • 謎度 ★★★☆☆ 結局あれは何だったんだろう・・・。
  • ホラー度 ★★★☆☆ 殺人ゴキって怖すぎません?
  • コミカル度 ★★★★★ 最高レベルにコミカルなエピソードです!
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登場人物

  • フォックス・モルダー捜査官(デビッド・ドゥコブニー):FBIの特別捜査官。 局内では変人扱いされているが、非常に優秀な捜査官。
  • ダナ・スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン):FBIの特別捜査官。 医師の資格を持っている。 モルダーの相棒。
  • バンビ・ベレンバウム(ボビー・フィリップス):農林省の研究者でゴキブリを用いて害虫駆除の研究をしている。
  • ジェフ・エッカール(レイ・バーク):燃料の研究をしている。 最初の犠牲者となった駆除業者の依頼者。
  • フラス保安官(ディオン・アンダーソン):地元の保安官。
  • リック・ニュートン(ビル・ドウ):地元の医師。 金属でケガをしたモルダーの手当をする。

あらすじ

 ある町でゴキブリ駆除業者が作業中に死亡する。 その後発見された死体はゴキブリだらけになっていた。 死亡現場に駆け付けたモルダーはそこでゴキブリを捕獲するが、なんとこのゴキブリは外殻が金属でできていたのである。 その後も死人は増えていきこの謎のゴキブリとの関連が疑われる中、モルダーはこの町に農林省の秘密施設があることを突き止める。

感想・解説(※ネタバレあり)

このエピソードはかなり笑えましたw

まず、この話はゴキブリを手に持ったおっさんの1人語りで始まりますが、なんでわざわざ手に持ったまま話すんだろう・・・。 しかも1分以上しゃべってますよ!! ゴキブリの歴史とかどうでもいいわ!!笑

というか、おっさんよく素手でゴキブリ触れるな!!((((;゚Д゚)))) モルダーも素手でゴキブリ捕まえてたけど何?ひょっとしてアレですか? アメリカでは素手でゴキちゃんを捕まえるのがスタンダードなんですか?アァン? 二度とUSAではシェイクハンズしてやらんからな!! ドントタッチミー!!ヽ(`Д´#)ノ

さて、普段は一人でもどんどん捜査を進めてしまうモルダーですが、今回ばかりはゴキブリ相手に弱気になっているのか犠牲者が出るたびにスカリーに電話をしています。 しかし、そのたびにスカリーが食事をしていたり、飼い犬を洗ってたりするのが現場⇒日常という緩急になっててこれが笑えます。 しかも犬脱走してるし(`・ω・´)

・・・しかし、食事の最中に電話がきてゴキブリの話って最悪ですよね。 モルダーにデリカシーを求めるのが無理な話ですが、スカリーはスカリーで平気で食事し続けてます笑 さすがお医者様だ。

モルダーは捜査の過程で農林省の秘密施設に忍び込みます。 このとき超美人の昆虫学者とであいますが、その途端にスカリーへのモルダーの対応がかなりそっけなくなります・・・。 まぁ男だからねしかたないね。 このクソ野郎!!( ゚Д゚)凸ファッキュー

秘密施設にモルダーが忍び込んだ際に急に電話が切れてしまったので、スカリーは心から彼の身を心配して受話器を握ったまま寝ていたにも関わらず、何事もなかったかの様に『眠れない』とか『昆虫学者から面白い話を聞いたよ☆』とかあっけらかんとしょうもない電話しちゃうモルダーはやっぱりスプーキーですねw ってかこいつスカリーに連絡もせずに寝ようとしてたのか。 やっぱり最低だな( ゚д゚)、ペッ

そんな仕打ちを受けても、なお怒りもせずモルダーを心配し続けるスカリーですが、会話の中で例の昆虫学者が女性とわかると『She!?(彼女!?)』と語気を強めるあたりスカリーもやっぱり女性笑

その後のやり取りもめちゃくちゃ面白いですww 『水洗トイレを発明した人は『クラッパー(お手洗い)』という人よ』という事実に基づいた皮肉や『彼女の名前がバンビ?』という質問を何度もしたりとか、文面では伝えにくいのが残念ですがホント笑えますのでぜひ見て欲しいw

またスタッフのイタズラ(?)も入ってます。 ロボット工学の博士を訪ねていくシーンの最後のあたりで、突然うちのテレビ画面をゴキブリが這って行ったんです!!ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!! 何かと思ったらスタッフのメタジョークだったんですね、、、遊びすぎだろ!!笑

また、モルダーも浮かれ気味だった色恋模様ですが、最後はそこがくっつくんかーーいΣ(゚Д゚;エーッ!というどんでん返しもw

しかし、そんな笑える本エピソードですが、結局はすべて謎のまま終わってしまいます。

整理してみると・・・、

①1人目の犠牲者はアナフィラキシーショック
②2人目は自傷行為による失血死
③3人目は動脈瘤破裂

と実際にはゴキブリは関係ない死因で亡くなっています。 しかも、モルダーはゴキブリまみれになった死体を一回も目撃していません。 またロボット工学の博士が顕微鏡でゴキブリの足を見たとき何を見たのかも明かされないままです。 そして、ゴキブリの輸入経路となった可能性のある工場も吹っ飛んでしまいました。

そして、工場の爆発に巻き込まれてウンコまみれのモルダーとスカリーを残して事件は謎のままに・・・。(車の中にいたバンビはウンコをくらわないというおまけ付きw)

なかなか面白い(そしてただただスカリーが可哀想な)エピソードでした!!

それではまた!!

トリビア

  • スカリーが洗っている犬はシーズン3第4話『休息』に登場したQueequeg(クイークエッグ)君。 この名前は『白鯨』の登場人物からとられている。

それでは!!

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