[感想]仮面ライダーV3 第9話『デストロン地獄部隊とは何か!?』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回は志郎のライバルだったバイクレーサーたちが誘拐され改造人間に!!

第9話『デストロン地獄部隊とは何か!?』

登場怪人:レンズアリ、カミソリヒトデ

脚本:内藤まこと、佐伯俊道
監督:田口勝彦

放送日:1973年4月14日

あらすじ

 風見志郎はオフロードバイクの大会に出場する。 優勝の有力候補でもある実力者だった志郎はトップを走るが、突然後続のレーサーたちが姿を消してしまう。 不思議に思った志郎がコースを引き返すと謎のトンネルを発見した。 そのトンネルを抜けるとバイクにまたがった選手たちが志郎めがけて一斉に襲い掛かった。 彼らはレース中に誘拐されデストロンの手下となっていたのである。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):秘密基地を兼ねるセントラルスポーツの店主。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、V3のサポートに当たる。
  • 珠シゲル(川口英樹):純子の弟。セントラルスポーツに出入りしている。

感想・解説(※ネタバレあり)

爆薬大好きV3の真骨頂

 V3は爆破好きということで知られていますが、今回はレンズアリが爆発を起こす能力(劇中では熱線と説明されていました)を持っているため火薬量も多めになっていたようです!! 通常爆破は採石場や砂浜など地面が土や砂、砂利になっているところで行うのが一般的ですが、今回は地面がコンクリの波止場で爆発させてます!! どうやってんの・・・?? コワイ漁師さんたちに怒られたりしなかったか心配ですw

怪人メガネアリあらわる

 今回の怪人はレンズアリという怪人です。 斬新なネーミングもここまで来たか・・・。 しかし、今回このレンズアリは目から熱線を発射して爆発を起こすことができ、さらに強力な腕力と鋼鉄の腕を備える強敵というだけでなく、敵としては珍しく心情の描写が為されている怪人でした。 一度風見志郎の命を奪い損ねたメガネアリは次失敗したら自らの命はないと覚悟して再びV3を襲います。 それでもV3は強く戦いの終盤になるとレンズアリは焦りを隠せずうろたえますが、その心象がちゃんと描写されています。 すこし怪人側にも感情移入してしまうような演出は新鮮でしたね~。

 背水の陣だったレンズアリは戦闘員をV3と戦わせるもののまた旗色が悪くなってしまいますが、そこにデストロン首領が送り込んだ助っ人怪人カミソリヒトデが加わり反撃に転じます。 怪人2人同時ではさすがのV3も押されてしまいます。 また、レース会場で珠姉弟を人質にとられていたV3はメガネアリの熱戦に飲まれ、燃え盛る炎の中でV3がもだえ苦しむショッキングな映像で次話へとつながります。

 でもよく考えるとカミソリヒトデって自分の力を自慢しただけで何もしてないよな・・・

それでは!!

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