【前のエピソード】第21話『宇宙指令M774』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!

今回はウルトラマンにも登場したあの怪獣が登場!!

第21話『宇宙指令M774』(1966年)

作品情報

登場怪獣:キール星人、ルパーツ星人、宇宙エイ ボスタング
登場メカ・兵器:巡視船ねぎし

脚本:上原正三
監督:満田かずほ
特殊技術:的場徹

放送日:1966年5月22日

キャスト

  • 万城目淳(佐原健二):星川航空のパイロット。正義感が強く人を助けるために命をかけることもある。
  • 江戸川由利子(桜井浩子):毎朝新報のカメラマン。上司から厚い信頼を置かれており、万城目とコンビを組んで事件を追う。
  • 戸川一平(西條康彦):星川航空の見習いパイロット。いつも万城目や由利子にからかわれている。
  • 一条貴世美(水木恵子):正体はルパーツ星人。地球を守るためルパーツ星から派遣された。
  • 松田船長(藤田進):巡視船『ねぎし』の船長。

あらすじ

 由利子は客船のデッキで海風に当たっていると、床に落ちている人形を見つけて抱え上げた。 するとその人形がしゃべりだし、『私の名はゼミ。ルパーツ星人です。』としゃべり始めた。 その人形は地球に怪獣が侵入したことを警告していた。 気味が悪くなった由利子はその人形を海へ投げ捨ててしまう。 後日、飛行中の飛行機から万城目と一平が消え、機体のみが帰還するという事件が起こる。

 

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感想(ネタバレあり)

 今回は珍しく友好的な宇宙人が登場します。 一方で敵役の宇宙人であるキール星人は姿を現しませんでした。 ボスタングだけ送りこんでどうしたかったんでしょうね・・・。 しかもボスタング弱い(;´Д`)

そこまで特筆すべきことが見当たらないエピソード

 正直そこまで特筆すべきことはなかったかな~というのが感想ですね。 強いて挙げるとしたら、船長役で藤田進さんが出演されていたことでしょうか? 藤田進さんは東宝特撮作品に多く出演されていて、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンにも司令官的な役柄で出演されています。

 あと、ウルトラシリーズを語る上で絶対に欠かすことのできない満田かずほ監督の監督デビュー作という点も重要ですね。

あんまり印象に残らない怪獣ボスタング

 今回の怪獣はボスタングです。 正直ただのデカいエイです。 あの広いプールで撮影された映像だとあまりサイズ感が伝わってこないのでインパクトに欠けますね・・・。 しかも戦闘機からのロケット攻撃で爆散してしまいます。 エンジンを切って無音になると攻撃目標から外れるというプロットは面白かったのですが、最後は力押しといった感じで設定を活かしきれていなかった印象です。

そんなに地球が好きになったのかゼミ

 今回地球を守るためにルパーツ星から来訪したゼミは地球を守ることでした。 なので人類がボスタングを倒すとその使命は終わりです。 しかし、ルパーツ星で地球は『美しい星』と呼ばれているそうで、ゼミは使命を果たした後も地球人として地球に残ることにしました。 これはウルトラマンにつながる斬新な設定ではないかと思います。 またすでに相当数の宇宙人が住んでいて、人間の姿で生活しているという設定は『メン・イン・ブラック』を想起させますね! 最後の『あなたの隣の~』というメタ的なセリフも印象的です!

それでは!!

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