こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です。
今回は影だけの不気味な存在『シャドウマン』が地球防衛軍の基地に侵入し機密情報を狙います!!
目次
第33話『侵略する死者たち』
登場怪獣:蘇生怪人 シャドウマン
登場メカ・兵器:ハイドランジャー、潜水艦S号、ショック銃、開錠銃、ウルトラガン,ウルトラホーク1号、3号
脚本:上原正三
監督:円谷一
特殊技術:高野宏一
放送日:1968年5月19日
あらすじ
地球防衛軍のパリ本部から世界中の基地の情報を収めたマイクロフィルムが送られてくる。この機密情報は地球の防衛上重要な情報であるため極東基地の金庫へ厳重に保管された。マイクロフィルムの到着と前後して、基地周辺では謎の事故が多発する。車の前へあえて飛び出してきてはねられた者が多く基地内のメディカルセンターへ運び込まれるがすべて死亡しており、また死体からはホルマリンのニオイがしていた。死体が運び込まれて以降、基地内ではだれもいないのに勝手にドアが開いたり、影だけが壁を動いていたり不審な事件が起こり始める。そして厳重に保管されていたマイクロフィルムも何者かによって盗み出されてしまうのだった。
[広告]キャスト
- マナベ参謀(宮川洋一):ウルトラ警備隊の上官。パリ本部よりマイクロフィルムを持ち帰る。
- キタムラ博士(岡部正):地球防衛軍メディカルセンターの医師。
感想・解説(※ネタバレあり)
宇宙人も怪獣も登場しないホラーな回でした。 首謀した宇宙人が誰かわからず、敵は幽霊というのはウルトラシリーズでもかなり特異な設定ですね! 基地の中という閉鎖的な環境のなかで幽霊がうごめく様子は結構怖いです(;´Д`) ウルトラセブンが幽霊の力でミクロ化されてコップの中に閉じ込められるというのも衝撃ですね汗 当時の子供たちにとっては結構トラウマものだったんじゃないでしょうか? 敵の宇宙人は解剖用の死体を盗み出し、 死体役の人たちはみんな黒で統一した服装をしていたのですが、黒いハイネックに黒いジャケットでなかなかおしゃれでしたねw
今回セブンがあまり活躍の場が無かった一方で、ウルトラ警備隊は圧倒的な大火力と確かな練度で宇宙人の宇宙船を圧倒していました! 敵方の大型ミサイルを一瞬で粉砕し、セブンを捕獲した敵の小型円盤も撃墜、さらには敵の本船にも一撃を浴びせてセブンを救出しています。 この際ウルトラ警備隊のテーマが流れるところにシビれますね!! 最後はセブンのワイドショットで宇宙船を粉砕、結局乗っていたのがどんな宇宙人かは謎のままとなりました。
トリビア・小ネタ
- 首謀者の宇宙人が不明という設定は前話の『散歩する惑星』から2話連続となる。ただし、準備稿ではユーリー星人なる宇宙人の存在が記載されていた。(※1)
出典
- ※1 洋泉社『別冊映画秘宝 ウルトラセブン研究読本』
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