The Truth Is Out There!!
こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
目次
Xファイル シーズン3 第16話『アポクリファ』
- 監督:キム・マナーズ
- 脚本:フランク・スポットニッツ
- 原題:『Apocrypha』
おのまとぺ的評価
- おススメ度 ★★★☆☆
- グロ度 ★★★☆☆ 眼から黒い液体ががが・・・
- 謎度 ★★★★☆ 深海って謎に満ちてますよね(´・ω・`)
- ホラー度 ★★★★★ 乗り移る系は怖い・・・
- コミカル度 ★☆☆☆☆ 完全にシリアス路線です。ローンガンメンのスケートはちょっと面白いw
解説
前話『海底』からの続きです。 これを観ないと意味が分からないと思います。
『アポクリファ』とは新約聖書外典のことだそうです。 要はキリスト教会の公認を得られなかったエピソード達ということでしょうか。 またギリシャ語では『隠されたもの』という意味もあるそうです。
前回のフランス人潜水夫が乗っ取られたことに端を発したこの事件ですが、実は過去にさかのぼるとその根は第二次大戦中にまで伸びています。 そしてその事件の捜査には意外な人物がかかわっていました・・・。
ちなみにこの2エピソードですが、乗っ取られた人間が喋れたり喋れなかったり、本人の記憶を引き継いでたり、引き継いでなかったりとちょっと設定が固まりきっていない感じがあって、あまりストーリーに入りこめませんでした・・・(;´Д`) でも、若かりし頃のパパモルダーとシガレットスモーキングマンが見れただけでも良しとしよう笑
ちなみにマナーズ監督にとっては『海底』と本作が初めての複数話連続のエピソードだったそうですよ。
感想
冒頭はどこかの病院で何らかの組織の背広組と思しき三人の人物が被爆した潜水艦船員から録音しつつ事情聴取をするシーンから始まります。そして患者が口にした捜査官の名は、、、
モルダァーーー!!キタ――(゚∀゚)――!!
これモルダーのパパですね!!
そしてカメラがパパの顔からパンしていくと、そこには、、、
若かりし頃のシガレットスモーキングマンキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
イケメンだなおい!!爆発しろ!!声もそっくり!!www
体を乗っ取られたクライチェックと共にアメリカに戻ってきたモルダー、車で夜道を走っているとヘッドライトを付けていない不審車に追跡されます。 追跡に気づいたモルダーはクライチェックに加速するように要求しますが、すぐに追いつかれてしまい追跡車の体当たりを受けて路肩に転落します。 この際モルダーは負傷し、朦朧としてしまいます。 追跡車に乗っていた二人の男がクライチェックを車から引きずり出しテープを渡す様に要求しますが、すぐに二人ともフラッシュ(?)でやられてしまいます。(放射線で攻撃するようです。)
事故で気を失っていたモルダーは病院で目を覚まします。 このときはじめてスキナーが撃たれたことを聞かされます。 そしてここでスカリーから衝撃の真実が。 スキナーを撃った犯人と以前スカリーの姉を撃った犯人のDNAが一致したのです!! またスキナー本人も犯人の顔に見覚えがあり、彼からテープを強奪した犯人の一人であったとスカリーに告げます。 またその犯人と行動を共にしていたのがクライチェックだったのです。
いくつもの線がクライチェックにつながっていく中、彼がキモイ液体エイリアンに乗っ取られているなんて誰一人知る由も無い・・・哀れなクライチェック(´Д⊂グスン 場面は移って、いつものXファイル課に戻ります。 そこには場違いな潜水服が! それじゃなくても狭いオフィスに窮屈そうに突っ立っています。 モルダー曰くその潜水服に放射能で変質した軽油がついており、他にもフランス人潜水夫とその妻にも同じものが付着していたそうです。
そしてここで飛び出すモルダーのトンでも推理。
『これは宇宙人が他のものに乗り移るために使った媒体なんだ』
・・・はぁ?( ゚д゚)ポカーン
いやいやモルダーはん何言うてまんねんハハハ、スカリー姉さんも何か言ってやってくださいよハハハ。 ・・・と思ったらすんなり受け入れてしまうスカリー姉さん。 大分染まってきてますね。
さて、冒頭でクライチェックを惜しくも逃してしまったモルダーですが、ロッカーの鍵だけはしっかりと預かっていました。 それをローンガンメンに取りに行かせます。 ぎこちなくスケートをする彼らの姿は笑えますw しっかりと荷物を持ってきた彼らでしたが、残念ながらテープケースは空っぽ。 なぜならクライチェックが事前に中身を抜き取り、今もしっかりと持っていたのです。 彼はそれを材料にシガレットスモーキングマン(以下CSマン)と交渉します。 単に『どこにある?』と聞いていますが、UFOのことでしょうか?ブラックオイルは宇宙に帰りたいのかな?
一方、モルダーはテープの回収こそできなかったものの、空のケースと一緒に入っていた封筒から電話番号の痕跡を発見します。 その番号にかけるとシンジケートにつながり、ウェル・マニキュアード・マンと面会の約束をするに至ります。 その後、彼と面会したものの特に新しい情報を手に入れられなかったモルダーでしたが、会話からシンジケートもクライチェックの居場所を知らないことに気づきます。 そして彼の『誰も我々からは逃れられない』という言葉にスキナーの安否が気になり、スカリーに電話し確認に向かわせます。
スカリーは怪訝に思いながらもスキナーのいる病院へと向かうと、本来スキナーの病室についているはずの護衛が帰宅していた上、スキナー本人も他の病院へ移送するため部屋から連れ出されていました。 幸運にも救急車は出発したばかりで何とか追いついて乗り込みますが、しばらくすると妙な振動があり、不審に思ったスカリーが救急車の後部ドアを開けると、そこにはルイス・カーディナル(スキナーとスカリーの姉メリッサを銃撃した犯人)がスキナーを殺すためにドアをこじ開けようとしていました!!
追跡の末に逃げ出したルイスを取り押さえ、姉を殺された復讐の感情をなんとかこらえて、クライチェックがノースダコタの廃棄されたミサイル基地にいることを聞き出します。 スカリー大金星やねっ(・∀・)
そうとわかれば速攻で現地に飛ぶ二人、ミサイル基地の地下深くに懐中電灯を片手に進んでいきます。
そこには軍縮条約でコンクリート詰めにされたはずのミサイルサイロが200機もありました!! 恐らくこの軍縮条約はSTARTⅡのことを指していると思いますが、この軍縮条約はアメリカとロシアが調印し核兵器の削減を約束したものの今日に至るまで実行されていません・・・。 内部で兵士の焼死体を発見した二人はクライチェックの存在を確信するも、突如現れた部隊に取り押さえられてしまいます。 施設から連れ出される途中にCSマンとすれ違います。 彼は施設内の1013番サイロの前で立ち止まると中を見つめます。
その中にはクライチェックがおり目鼻口から黒い液体を垂れ流しながら苦しんでいました。 そして、その足元には三角形のUFOらしきものが!! 流れ出た液体はそのUFOの模様にしみこんでいきます。 やっぱりブラックオイルも宇宙に帰りたかったんじゃなかろうか?
ちなみにこの後スキナーは復帰、カーディナルは獄死(自殺に見せかけた口封じ)となり、クライチェックは黒い液体が出ていってすっかり毒気が抜けたものの、サイロの中にUFOと一緒に閉じ込められています。 自業自得とはいえこの人も報われないねー
関係ないけど原爆のことを”A BOMB”って言うんですねー ABC兵器とか言いますもんね、最近はNBCとよくいわれますけど(`・ω・´)
それでは!
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