[感想・解説]Xファイル シーズン3 第11話『黙示』

Truth is out there!! こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

前話までは2話連続の宇宙人関連でしたが、今回は打って変わってキリスト教にまつわるお話です。

  • 監督:デヴィッド・ナッター
  • 脚本:キム・ニュートン
  • 原題:『Revelations』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★☆☆
  • グロ度 ★★★★☆ 出血表現あり、ラストはめちゃグロいから注意!!オエ━━━━━━(´Д`|||)━━━━━━!!!!
  • 謎度 ★★★★☆ ケビンの特殊能力
  • ホラー度 ★★★☆☆ 手がめちゃくちゃ高温のおっさんって怖い笑
  • コミカル度 ☆☆☆☆☆ シリアス路線です。
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登場人物(カッコ内は役者名)

  • ケビン・クライダー(ケヴィン・ゼガース):聖痕と思われる傷を持つ少年。
  • マイケル・クライダー(サム・ボトムズ):ケビンの父親。精神病院に入院している。
  • スーザン・クライダー(ヘイリー・タイソン):ケビンの母親。
  • オーウェン・ジャービス(マイケル・ベリーマン):クライダー家の庭師。ケビンを守るため施設から連れ去る。
  • サイモン・ゲイツ(ケネス・ウェルシュ):アトランタの実業家。聖痕を持つといわれる人間を殺して回っている。
  • パトリック・フィンドレー(リー・アーメイ):ペンシルベニア州の協会で聖痕のインチキをやって信者を集めていたが、サイモン・ゲイツによって殺害される。

感想

 今回はキリスト教に伝わる聖痕(スティグマータ)についてのお話です。 イエス・キリストがはりつけにされた時と同じ傷が現れることを聖痕と言うそうです。 日本ではあまりなじみがありませんが、キリスト教国ではメジャーなお話みたいですね(`・ω・´)

 それ以外にも聖人の話や懺悔室など日本人にはなじみの薄い内容が出てきます。 でも、劇中で説明してくれるのでわかりやすいですよ!!

 まとめてしまうと要は悪魔が聖人である子供を殺そうと追いかけまわすというエピソードなんですが、狙われるのが子供だととてもハラハラさせられます( ゚д゚) また今回は宗教の話なのでクリスチャンのスカリーが奇跡に対してかなり肯定的な態度をとっていて、一方普段は超常現象に肯定的なモルダーが懐疑的な立場をとっているのが面白いところですね(`・ω・´)(意外かもしれませんがモルダーは神みたいな宗教的なことはあまり好きじゃない様です。)

 映像面では施設での暗闇の使い方が印象的でした。

 最初の教会のインチキ牧師ですが、これリー・アーメイさんという有名な俳優さんです。知っているひとなら『あっ!!』となる方ですね笑 ⇒リー・アーメイのwikipediaページ

なんといっても『フルメタルジャケット』のハートマン教官ですからね(・∀・) 

 キリスト教の話なので、陰謀からは離れファンタジー色が入っています。 守護天使、聖痕、聖人などキリスト教にちなんだ設定は、普段親しみがない分ちょっととっつきにくいですねぇ。 でも、庭師の腐らない死体や少年の分身能力に、聖書と紐づけた説明がなされているのはさすがだなぁといったところ。 実際に存在する物語をフィクションに織り込むと世界観が広がりますよね。 でもあんなコワモテの守護天使はやだ(´・д・`)

 結局『あのおっさんがなんで悪魔になったのか』とか『お父さんは本当に聖人だったのか』とか『お母さんはどうなっちゃったのか』などの謎が不明のままでちょっと不完全燃焼気味ですが、最後はスリリングな展開で終わり、スカリーの告白のシーンで伏線も回収するという非常によく練られたストーリーでした。

それでは!!

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