[感想・解説]Xファイル シーズン1 第1話『序章』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

今回もXファイルのレビューです~

  • 監督:ロバート・マンデル
  • 脚本:クリス・カーター
  • 原題:『Pilot』

おのまとぺ的評価

  • おススメ度 ★★★★★ これを観なきゃなにも始まりません!! 
  • グロ度 ★★★☆☆ ペギーの鼻血くらいでしょうか?
  • 謎度 ★★★★☆ あの猿の死体は何だったんだろう・・・。
  • ホラー度 ★★★★☆ 森の奥、深夜、誘拐、昏睡などホラーな要素が色々あります。 
  • コミカル度 ★★☆☆☆ モルダーの『スティーブン・スピルバーグだよ』は笑えます。

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登場人物

  • フォックス・モルダー捜査官(デビッド・ドゥコブニー):FBIの特別捜査官。 非常に優秀な犯罪分析官として知られるが、『変人モルダー』と渾名されるほどの変わり者。
  • ダナ・スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン):FBI特別捜査官。 まだ若いが医師免許を持ち物理学の学位も持つ才女。 彼女の科学的知見を見込んだFBI上層部によって、モルダーの監視のためXファイル課に送りこまれる。
  • スコット・ブレヴィンズ(チャールズ・シオフィ)FBIの幹部。 モルダーを監視するためスカリーをXファイル課に送り込む。
  • スモーキング・マン(ウィリアム・B・デイヴィス)ブレヴィンズの部屋にいた男。 煙草を吸っている。(この時のクレジットではまだ名前に『シガレット』はついていない)
  • ジェイ・ネムマン(クリフ・デヤング)ベルフルールの医師で検視を引き受けている。
  • テレサ・ネムマン(サラ・コスコフ):ネムマン医師の娘で高校の1989年卒の同窓生の一人。
  • マイルズ刑事(レオン・ラッサム):ベルフルールの刑事。 ビリーの父親。 1989年卒同窓生の連続死事件の捜査にあたっている。
  • ビリー・マイルズ(ザッカリー・アンスリー):1989年卒の同窓生の一人で、昏睡状態のまま精神病院に入院している。
  • ペギー・オデール(カチャ・ガードナー):1989年卒の同窓生の一人で、精神的な病からビリーと同じ病院に入院している。
  • カレン・スウェンソン(ローラ・リー・コネリー):森で遺体となって発見される。 1989年卒の同窓生の中で4人目の犠牲者となった。

あらすじ

FBI入局2年目のダナ・スカリーは、部長のブレヴィンズに呼び出されXファイル課に転属を言い渡される。 ブレヴィンズは彼女をXファイル課の変わり者の捜査官フォックス・モルダーの監視に付けようとしていた。 モルダーは局内でも有名な変人で、最近は超常現象ばかりを追いかける様になっていた。 そこでスカリーの科学的な能力を見込んで、彼の行動を監視しレポートしてもらいたいという算段であった。
Xファイル課に赴いたスカリーは、モルダーとのあいさつもそこそこに翌日から早速事件の捜査へと出かけることになる。 その事件とは、宇宙人によるティーンエイジャーの誘拐という荒唐無稽なものだった。

感想

記念すべき第1作ですね。 当時からその撮影スケールと予算の大きさが話題になっていたそうですが、実際ロケの数や映像処理から言って相当なコストがかかっていると思われます。 飛行機内部のセット、猿の死骸、誘拐のシーンなどセット、小物、ロケまで徹底して作りこまれています。 また、誘拐のシーンでビリーが光に包まれながら、周りをつむじ風の様に枯葉が舞うシーンも凝った映像になっています。

当時アングラカルチャーや都市伝説の類であった、エイリアンによる誘拐というテーマをメジャーな局が大真面目にドラマにするというのは結構衝撃的だったのではないでしょうか。 ただ単に町の人間が次々誘拐されるのではなく、『1989年卒』というキーワードで結びつけられた特定の集団に絞ったことで、卒業生たちの『次は自分の番』という焦燥感であったり、その親の不安な心情といった要素をストーリーへ付け加えることに成功しています。

モルダーは初回からさすがのマイペースっぷりを発揮しています。 飛行機が大きく揺れて乗客が悲鳴を上げる中一人で3席占拠して横に寝っ転がってたり、突然車を停めたと思ったらおもむろに道路へスプレー塗料でバツ印を描いてみたり(後半で理由は明かされます)、実に自由です笑

スカリーはまだ初回だというのに夜中の森を走り回らされた挙句にコケます。 撮影は結構大変なものだったんじゃないかと思われますが、これ以降シーズンを追うにつれて撮影ははるかに過酷になっていきます笑 頑張れスカリー!!

それでは!!

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