[感想]仮面ライダーV3 第1話『ライダー3号 その名はV3!』

こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!

2021年は仮面ライダーシリーズ開始50周年ということで、記念に仮面ライダーV3を見始めました!! 今までは完全にウルトラシリーズ派だったのでこれが初めての仮面ライダーシリーズ鑑賞です!! ちょっと感想を書いていきたいと思います!!

第1話『ライダー3号 その名はV3!』

登場怪人:ハサミジャガー、カメバズーカ

脚本:井上勝
監督:山田稔

放送日:1973年2月17日

あらすじ

 ある夜、本郷猛の大学の後輩である風見志郎はバイクで通りかかった道路上に倒れている人間を発見する。 しかし、志郎が抱き起した刹那、その死体は煙を出しながら解けて消えてしまった。 すると突然近くに停まっていた車が志郎を撥ねようと急発進してきたが間一髪避けることに成功する。 翌朝、志郎はなぜ命を狙われたのか思いを巡らせながらコーヒーを飲もうとしたとき、妹のいたずらで脅かされた際にコーヒーをカップごと床に落としてしまう。 するとなんと床に落ちたコーヒーが石油の様に燃え上がった。 誰かが知らぬ間に志郎のコーヒーに毒を盛ったのだ。 2度も命を狙われ志郎は大学の先輩である本郷に相談する。 彼によると盛られたのはチベットの猛毒だったらしい。 その後猛は立花藤兵衛のもとを訪れ、コースをバイクで走る志郎を眺めながらことの顛末を話す。 藤兵衛はゲルショッカーは既に滅んで平和になったことから楽観視していたが、その目の前で爆炎が上がり志郎はひん死状態となり藤兵衛の付添のもとで救急車で搬送された。 周囲を調査していた猛は山の中で黒装束の集団と自分の名前が書かれた十字架を見つけ、自体を聞いて駆け付けた十文字隼人に何かが起こっているという疑念を伝える。 その会話の途中、二人の目の前にさっき志郎を搬送していったはずの救急車が到着する。 さっきの救急車は偽物だったのだ。 しかし、二人は隙を突いて逃げ出し無事だった。 三度までも命を狙われた志郎は何としても犯人を見つけ出す決意を固める。 後日バイクで走っていた志郎は何者かに追われる若い女性を助けた。 志郎に救われ安心したのか、失神してしまった女性を家へと連れて帰った。 珠純子と名乗る女性は無事意識を取り戻したが、彼女を殺すためにやってきたハサミジャガーの一団に志郎の家族は皆殺しにされてしまう。 彼女は秘密結社デストロンの一団を目撃してしまったために命を狙われていたのだった。 志郎と仮面ライダー1号2号が駆け付け純子だけは逃げ延びることができた。 家族の命を奪われた志郎は復讐に燃え、仮面ライダーたちに自分も改造人間にするよう頼むのだった。

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キャスト

  • 風見志郎(宮内洋):本郷猛の大学の後輩。仮面ライダー1号、2号による手術を受け仮面ライダーV3となる。
  • 立花藤兵衛(小林昭二):初代仮面ライダーに続いてV3のサポートにあたる。
  • 本郷猛(藤岡弘):仮面ライダー1号。志郎の大学の先輩にあたる。命を狙われた志郎が相談に訪れる。
  • 十文字隼人(佐々木剛):仮面ライダー2号。藤兵衛から事態を聞いて駆け付ける。
  • 珠純子(小野ひずる):デストロンに追われていたところを志郎に助けられ、風見家で保護される。
  • 風見達治(加賀邦男):志郎の父。ハサミジャガーに殺害される。
  • 風見綾(真咲美岐):志郎の母。ハサミジャガーに殺害される。
  • 風見雪子(関口英利子):志郎の妹。ハサミジャガーに殺害される。

感想・解説(※ネタバレあり)

ウルトラがSF+ヒーローだとしたらライダーはホラー+ヒーロー?

 実は今回仮面ライダーV3を見るのがライダーシリーズの初見なのですが、なぜ子供のころにライダーシリーズを見ていなかったというと『怖そうだったから』なんですね。 ウルトラシリーズも結構不気味なエピソードなどはあったのですが、どちらかといえばSF的な不気味さでホラー的な『怖さ』とはまた違った感覚でした。(レオはちょっとホラーというかスプラッターなエピソードもありましたが・・・) 当時特撮ヒーローの特集ビデオがあってそれを見るのが好きだったのですが、どういう訳か仮面ライダーのコーナーでは怪人に襲われた人間の死体が溶けて消えたり植物に絡みつかれた人間が土の中に引きずり込まれたり、ホラーっぽいシーンばかり紹介されていて、当時まだ幼かったワタクシは完全にビビってしまったワケです・・・w 実際今みても小さい子供だったら怖がるだろうなーというシーンが散見されますね~!汗 まだこの第1話しか見ていませんが、イメージとしてはウルトラシリーズがSFとヒーローの融合なら、仮面ライダーはホラーとヒーローの融合なのかな~という感じがしました!

子どもだったら結構トラウマになりそうな内容

 先述の通りこれが初めての仮面ライダーシリーズ鑑賞だったのですが、まず感じたのは『結構攻めた内容』ということでした。 しょっぱなからいきなり人間が殺されて、しかも死体が溶けて消滅するというショッキングなシーンから始まり、そしてさらに主人公の家族がまだ子供の妹も含めていきなり皆殺しにされるというかなりキワどいストーリーです。 志郎の命を狙うデストロンの手口も姑息かつ悪質で、車で轢く、毒を盛るなど普通の人間でもやろうと思えばできる様なリアルな手段をとるのがまたいやらしいですね~(;´Д`) 最終的になかなかうまくいかないもんだから結局バズーカで吹っ飛ばすという荒っぽい手段に出るところが非常に好きですw ズーカズーカw

攻めた内容のなかのシュールさが楽しい

 しかし、攻めた内容の中にいい『抜け感』の様なシュールな部分が散りばめられてういるのも魅力ですね! 怪人の名前がその最たるものだと思うのですが、初回の登場怪人がハサミジャガーカメバズーカですよ!w ワタクシの初仮面ライダーの悪役がこの2体! 正直ド肝を抜かれましたね!笑 ウルトラセブンで登場した『恐竜戦車』も初見のときビックリしたものですが、今回はそれを上回るインパクトでしたね! しかも鳴き声がハサミジャガーは『シザ~』でカメバズーカは『ズ~カズ~カ』ですよ! 自分はここにピカチュウの源流を見た気がしましたw
 あとは志郎がV3に改造されるシーンも鮮烈でしたね~ 本郷猛と十文字隼人としてではなく仮面ライダー1号2号の姿のまま手術をしている光景はなかなかシュールでした!w でも、手術の最後に二人のベルトで起こしたエネルギーを使用することで、どうして仮面ライダーの姿で手術をしていたのかという疑問に答えが出ます。 なるほど~

宮内洋さんがとにかくカッコいい

 1987年生まれの自分にとって宮内洋さんは『特警ウインスペクター』『特救指令ソルブレイン』指令官・正木俊介のイメージが強く主人公たちを導く指導者の様なイメージがあります。 大人になってからは『吉宗評判記 暴れん坊将軍』で演じていた御庭番の藪田助八のイメージもあったのでアクションも大変得意とされていることは知っていましたが、今回V3を見て改めてアクションシーンの動きがカッコいいと感じましたね~。 調べたら千葉真一さんにアクションの指導を受けていたとのことで、なるほどそれは迫力のある動きをされるわけですね! 武道もかなり鍛錬を重ねていらっしゃった様で空手と柔道は段持ちの実力だそうです! 本当にヒーローみたいですね!!

それでは!!

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